ユズ「小さいのは、ボクがやっつけるから」 いや、やっつけなくていいから。 最近見ないと呑気に思っていた私が、甘かった。 G(〇キブリ)を最初に見つけたのは、ユズだった。 洗面所にて 手を洗おうして洗面所に行くと、ゴミ箱の前でユズがうずくまって、じっと何かを見ていた。 なになに? なんか居るの? 近寄って覗き込もうとしたら、シッポを踏んでしまった。 まぁまぁいいじゃないの。 全体重はかけてないんだからさ。 で、何を真剣に見てるわけ?とゴミ箱をずらしてみたら、なんとそこにはGが! 子どもらしくて小さく、動きものろそうだぞ。 あぁ、アオイが騒ぎを聞きつけてやって来た。 更にめんどくさいことなってきた。 いたちごっこ ティッシュを持ってきて、いざG退治だ。 猫がいると、殺虫剤が使えないのが辛いところ。 まず、床に張りついているユズをどかす。 廊下で、いい子で待っててちょうだい。 すると入れ替わりで