21日から秋の交通安全運動が始まるのを前に、埼玉県寄居町では、来年のNHKの大河ドラマでその生涯が描かれる渋沢栄一の人形が国道の交差点に設置され、交通安全を呼びかけています。 埼玉県寄居町では、毎年、地元のボランティアが春と秋の全国交通安全運動に合わせて歴史上の人物などの人形を作って国道に設置し、ドライバーに安全運転を呼びかけています。 80体目となる今回は、新しい一万円札の肖像に選ばれ、来年のNHKの大河ドラマでもその生涯が描かれる渋沢栄一の高さがおよそ5メートルもある人形が国道の交差点に設置されました。 寄居町は、渋沢栄一の出身地の深谷市に近く、ゆかりも深いということで、集まった人たちはお経を唱え、交通安全を祈願していました。 人形を製作したボランティアの松本清さんは「渋沢栄一は日本資本主義の父と言われていますが、今回は交通安全にも活躍してもらおうと思っています」と話していました。 寄