【解説】映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』と『トロッコ問題』が削り取る、あなたのモロい倫理観を解明せよ どの命を生かし、どの命を殺すのか。あなたにそれを決める権利と責任、そして覚悟はあるだろうか…。 『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のギャヴィン・フッド監督のもと、『キングスマン』のコリン・ファースと『セッション』のデヴィッド・ランカスターがプロデューサーに名を連ねる衝撃の話題作『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』が、2017年1月14日(土)より全国公開となっている。THE RIVERでも、公開前に読者抽選の試写会招待企画を行った注目作だ。 ナイロビ上空6000メートルを飛ぶアイ・イン・ザ・スカイ(空からの目)、つまり無人偵察機ドローンを駆使し、凶悪なテロリストの居場所を突き止めたイギリス軍諜報機関のキャサリン・パウエル。テロリストらは今まさに自爆テロに向かう武