インターネットテレビ局『AbemaTV』の特別企画『藤井聡太四段炎の七番勝負』全局の放送が終了。藤井四段が、大方の予想をはるかに超越する6勝1敗の好成績を残した。 とりを飾った羽生善治三冠との第7局は角換わりの最新型で堂々と挑み、見事な勝利で有終の美を飾った。 ここでは、藤井四段の自戦記で振り返ってもらう。 お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 『幸運な勝利』 【自戦記】四段 藤井聡太 「炎の七番勝負」では、5勝1敗という好結果で第7局を迎えることができた。気負わず自然体で指せたことが、この結果につながったのではないかと思う。 最終局の相手は羽生善治三冠。自分の生まれるずっと前から将棋界のトップだった相手と盤を挟んで戦える、夢のような機会だ。羽生三冠の将棋はいままで何百局も見ているので、あらためて棋譜を並べるということはし