IOC=国際オリンピック委員会は東京大会の次となる2024年の夏のオリンピックの招致をフランスのパリと争っていたアメリカのロサンゼルスと28年の開催で合意に至ったと発表しました。これによって24年大会はパリ、28年大会はロサンゼルスで開かれることが確実になりました。 IOCは先月スイスで開かれた臨時総会で、24年の開催都市に立候補しているパリとロサンゼルスと調整がまとまれば、9月の総会で24年と28年の2大会の開催都市を同時に決定する異例の提案を全会一致で決めました。 31日、IOCは協議の結果、ロサンゼルスと28年の開催で合意に至ったと発表しました。 これによって東京大会の次の24年大会はパリ、28年大会はロサンゼルスで開かれることが確実になりました。 2つの大会の開催都市は、来月ペルーのリマで開かれるIOCの総会で正式に決まる見通しです。
「やっぱり、白鵬は強い」。7月23日に千秋楽を迎えた名古屋場所で、王者は底力を改めて見せつけた。千代の富士の通算1045勝、魁皇の1047勝という史上2位、1位記録を次々と抜き去り、自身の持つ最多優勝記録を更新する39回目の優勝を達成。通算勝ち星の記録も、1050勝にまで伸ばした。一時期の不調を脱し、再び、抜きんでた土俵の王者として君臨しようとしている。 しかし、相撲ファンや関係者の間からは、その強さを称賛する一方で、相撲内容への不満も少なからず聞こえてくる。特によく指摘されるのが「荒々しさ」への批判だ。手のひらで相手の顔面を強烈に張る「張り手」や、ヒジのあたりを相手の顔面にぶつける「激しいカチ上げ」でひるませる。こうした取り口が、荒々しいと非難されているのだ。 あらかじめ断っておくと、どちらの行為もルールに反したことではない。相撲では、「握りこぶしで殴る」「髪の毛を引っ張る」「両耳を同時
戦後、日本とドイツはともに「奇跡の経済復興」を遂げたが、いま日本はドイツに大きな差をつけられた。(写真:picture alliance/アフロ) 戦後72年、日本は「第3の敗戦」に直面している。第2次大戦の敗戦国として、ともに「奇跡の経済復興」を遂げ、経済大国になった日独だが、いま日本はドイツに経済、外交、そして国際的な存在感で大きな差をつけられている。冷戦終結後の「第2の敗戦」に続く敗戦といえる。なぜこうも大差が生じたか。円安依存症から抜け切れず、財政規律を失い、成長戦略を編み出せなかったことが大きい。それ以上に、独仏和解を土台に欧州連合(EU)のリーダーとしての座を確かにするドイツに対して、日本はいまだに中韓と融和できず、アジアでの経済、外交の基盤を固められないでいるからだろう。 「世界のリーダー」との落差 世界で最も信頼されているリーダーをあげるとすれば、それはドイツのメルケル首相
昨日、籠池泰典氏夫妻が、大阪地検特捜部に、「詐欺」の容疑で逮捕された。 驚くべきことに、この「詐欺」の容疑は、今年3月下旬に大阪地検が告発を受理した「補助金適正化法違反」の事実と同じ、森友学園が受給していた国土交通省の「サスティナブル建築物先導事業に対する補助金」の不正受給であり、「補助金適正化法違反」を、「詐欺罪」の事実に構成して逮捕したということなのである。 詐欺罪と補助金適正化法違反の関係は、「一般法と特別法の関係」というのが常識的な理解だ。一つの事象に対して一般的に適用される法律があるのに、適用範囲が狭い特別の法律が定められている場合は、法の趣旨として、その特別法が適用され、一般法の適用が排除されるというのが「一般法と特別法」の関係だ。 補助金を騙し取る行為は、形式上は詐欺罪が成立する。しかし、国の補助金は本来、当局による十分な審査を経て支給されるものであり、不正な補助金交付を行っ
7月30日に開催された「ワンダーフェスティバル2017[夏]」(以下ワンフェス)。大手メーカーから個人のディーラーまで、大量の立体作品が入り乱れたが、その中で、国民栄誉賞までも受賞する活躍を見せ、昨年7月31日に惜しまれつつも61歳で亡くなった第58代横綱 千代の富士 貢を題材にしたガレージキットが発売されていたのをご存知だろうか。 なんせワンフェスでの販売物といえば美少女キャラクターやメカ・ロボット、はたまた怪獣やクリーチャーといったモチーフが多くを占める。そんな中で力士、しかも実在する特定の力士を題材にした作品が販売されるのは珍しい。 このキットを製作されたのは、ディーラー「AMON WORKS」を運営するフリー原型師、AMON/阿紋さんだ。フルデジタルでの原型製作を得意とし、バットマンや『TIGER & BUNNY』のようなアメコミ的なディテールを持ったキャラクターを中心に、美少女キ
前回更新の前編に引き続き、シミュレーションRPG『スーパーロボット大戦』(以下、『スパロボ』)シリーズのプロデューサーである寺田貴信氏と、ビジュアルノベル『Fate/stay night』やスマホアプリ『Fate/Grand Order』(以下、『FGO』)のシナリオを執筆した、TYPE-MOONの奈須きのこ氏との対談の後編をお楽しみいただきたい。 【寺田P×奈須きのこ:対談】決戦!『スパロボ』VS『Fate』――と思いきや、奈須きのこのスパロボ愛が炸裂して、寺田Pから濃ゆい制作秘話が聞けちゃった! 奈須氏が『スパロボ』の熱心なファンということでスタートしたこの対談では、『スパロボ』シリーズの誕生秘話から奈須氏のアニメ遍歴まで、多彩な話題が飛び出した。その会話の中で明らかになったのは、スター級の版権キャラクターが集結する『スパロボ』のシナリオを、どのようにまとめ上げていくかという方法論だ。
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐって、31日に開かれた自民党国防部会で、「そもそも日報を公開するべきではなかった」との意見が出席議員たちから続出した。非公表とした陸自の決定を情報公開法の開示義務違反と結論づけた特別防衛監察の判断とは正反対の考え方だ。 会議は非公開。複数の関係者によると、出席議員らは相次いで「日報は国民に報告するものではなく、指揮官に報告するものだ。なぜ公開しないといけないのか」「そもそも不開示と言えなかったのか」などと発言。防衛省・自衛隊の「隠蔽(いんぺい)工作」を批判する声はほとんどなかった。 ある議員は「海外展開中の部隊の日報について、どういう扱いにするのかルールを決めた方が良い」と述べたうえで、派遣中の部隊が作成した日報は非公表とすることも求めた。終了後、寺田稔国防部会長は記者団に「開示にふさわしくないものの判断は、適切に今後やっていく。多少取
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