日本サッカー協会が、次回2026年北中米W杯に向けた代表強化のために、欧州での試合を増やす方針であることが29日、分かった。欧州ネーションズリーグ(NL)など、欧州連盟(UEFA)の大会に特別枠で参加するプランも浮上。日本代表メンバーの大半を海外組が占めており、時差と移動の負担が少ない会場で試合を行うメリットが大きいと判断した。今回の合宿を行ったドイツ・デュッセルドルフを拠点に活動していく見込みだ。 次回26年の北中米W杯までの4年間で、日本代表が欧州勢と試合を重ねる強化に乗り出す。日本協会がオフィスを置くデュッセルドルフを拠点に活動する意向。協会関係者によると、今回、同地で行った2試合(米国、エクアドル戦)は、観客動員や警備態勢など今後のシミュレーションも兼ねていたという。 欧州で試合をするメリットは大きい。森保一監督(54)が「欧州組でチェックしている選手は50人以上います」と言うよう