いま「テレビ」が熱い。 放送局としてはTBSがインターネット事業「TBSオンデマンド」を黒字化した。放送側がネットに対する取り組みを強化する中、テレビというデバイスそのものをネットにつなげてしまおうという動きが本格化している。「ROBRO TV」もその1つだ(関連記事)。 5月に発表された「Google TV」は、HTML5対応のウェブブラウザーをそのまま採用している。映像だけではなく、アプリなどPC/携帯で使えるコンピューティングを、そのままテレビで実現するものとして注目が集まっている。 ドワンゴなど数々のIT企業の取締役を務め、慶応大学SFCでは教鞭も執る夏野剛氏も、この大変化への対応を唱える一人だ。 日本メーカーがなぜiPhoneを生めなかったのか。そう疑問を感じている読者は多いはず。実は日本が得意とする黒物家電の代表格テレビにも同様の危機が迫っている。これまでネット対応をうたった多
![ドワンゴ・夏野剛氏が語る「未来のテレビ」【前編】 (1/6)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/57f9c45c519e9311c0dfa52e201c2ff2791a6da1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2010%2F07%2F20%2F1574698%2Fl%2F6f038f79fcbab264.jpg%3F20200122)