閣議を終え仏パリのエリゼ宮を後にするジェラルド・ダルマナン公会計相(2018年11月14日撮影)。(c)ludovic MARIN / AFP 【11月24日 AFP】フランス各地で先週末からガソリン価格の高騰と生活水準の低さに抗議するデモが相次いでいる中、ジェラルド・ダルマナン(Gerald Darmanin)公会計相(36)がデモ参加者への共感を呼び起こそうと講演で話した内容が庶民の生活感覚と懸け離れているとして批判を浴びている。 デモに参加しているのは主に地方や小規模な市町村の有権者で、ガソリン価格の高騰やエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領の政策に対し、「黄色いベスト」を着用して道路を封鎖するなどの抗議運動を行っている。 ダルマナン氏は22日、パリのソルボンヌ大学(Sorbonne University)で講演。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、B