神戸市は、新型コロナウイルスのワクチン接種で、ワクチンが入っていない空の注射器で注射をするミスがあったと発表しました。接種を受けた人の体内に空気が入りましたが、神戸市は、わずかな量で健康に問題はないとしています。 これは、神戸市が記者会見をして明らかにしたもので、市によりますと、18日、「北区文化センター」で行われた集団接種で、70代の女性にワクチンが入っていない空の注射器で注射をするミスがあったということです。 女性の体内には、0.3ミリリットルの空気が入ったということですが、神戸市は、量がわずかで健康に問題はないとしています。 会場では、薬剤師が注射器でワクチンを瓶から吸い上げて接種の準備をしますが、この作業の際に何らかの原因でワクチンを吸い上げていなかったと見られるということです。 注射をした医師が気付き、その場で、別の注射器でワクチンを接種し直したということです。 神戸市は女性に謝