2015年11月13日のブックマーク (2件)

  • 「小中学生にお薦めする○冊」の欺瞞と、それでもオススメする10冊

    「小中学生にお薦めする○冊」を見かけるが、舐めてるだろ。それは大人のエゴイズムの押し付けにすぎぬ。選者のノスタルジックなブックリストであって、今それを手にする人を想像していない。そんな大人の自己満足を、子どもは正しく見抜いてる。 どうしてそんなに言えるのか? わたし自身が薦めてきたから。『モモ』であれ『星の王子さま』であれ、読まない。考えてもみろ、学校だけでいっぱいで、動画やラインやゲームを無理やり詰め込んでいる生活に、『モモ』読む時間があるものか。それな! それこそがエンデが描いたカリカチュアなのだが、気づくためには読むしかないという自家撞着に陥る。 さもなきゃ逆に考えろ、「愛読書はエンデです」なんて言う小学生がいたら気になるだろ。ふだん何してるの? ポーズなの? 気なら、気で親の顔が見たい。どうやって培養したのか知りたい。「愛読書は西村寿行」だったわたしには、得がたい世界だ。 お薦

    「小中学生にお薦めする○冊」の欺瞞と、それでもオススメする10冊
  • 対話とアートが壁を越える

    兪 彭燕 1989年、上海生まれ日に根を下ろしてはや20年。音楽サッカーが好き。バイブルはスラムダンクと寺山修二の「書を捨てよ、町へ出よう」 ここは東京都小平市、50年以上も前から一枚の塀を隔てて隣り合って存在してきた、武蔵野美術大学と朝鮮大学校。11月13日から11月21日まで、両校を隔てる塀に橋が架かることをご存知でしたか? 上記期間に開催される「武蔵美×朝鮮大 突然、目の前がひらけて」展は、武蔵美のFALと朝鮮大学校美術棟1階展示室を繋ぐインスタレーション。両校の会場では、出来上がった橋だけではなく、この企画が立ち上がってからの対話や進行過程を辿ることで展覧会自体のアーカイブのリプレゼンテーションを展開しつつ、そこでの体験を経た作家たちの最新作、近作も公開する異色の展示となっています。 【写真:左から、朝鮮大学校美術科 鄭梨愛(Chong Ri Ae) 李晶玉(Ri Jong O

    対話とアートが壁を越える
    Buchicat
    Buchicat 2015/11/13