新型コロナウイルスに関する沖縄県の県疫学統計・解析委員会は1日までに、先週(8月23~29日)の新規陽性者数を基に、1人の感染者が平均何人に感染させるかを示す「実効再生産数」を0・90と推定した。前週の確定値は1・16で、7週間ぶりに1を下回った。病床を確保できず、入院患者数は「頭打ち」になっており、ピークは越えつつあるものの高いレベルの流行は続いているとして「すでに医療崩壊が生じている」と強調した。 先週の分析に基づく今週(8月30日~9月5日)の新規陽性者数は3500~4千人と推定。ただ学校の2学期が始まり、感染が加速する可能性にも言及している。 入院患者数は900~千人と見込まれるも、実際に入院できるのは750人程度で、150~250人程度は自宅や施設での療養を余儀なくされる可能性があるとした。 重症患者数は、週末には過去最多規模となる40~50人に至ると推定している。
淡色に忍ばせた開催国の現実 パラ公式画、問い直す理念―山口晃さん〔パラリンピック〕 2021年09月01日13時32分 山口晃さんが描いた東京パラリンピックの公式アートポスター「馬からやヲ射る」(C)Tokyo2020 東京パラリンピックの公式アートポスターの中に、淡い色彩で描かれた1枚の絵がある。手の代わりに足で勇壮に弓を引く和装の女性が目を引くが、緻密に描かれた背景に目をこらすと、共生社会の実現をうたう大会理念とは裏腹な「開催国の現実」が浮かび上がってくる仕掛けだ。どんな思いを込めたのか、制作者の画家、山口晃さん(52)に聞いた。 〔写真特集〕2020年東京五輪招致 山口さんの元に制作依頼が舞い込んだのは2019年春のこと。大会をめぐる数々の疑惑や不祥事にあきれ、「復興五輪」「コンパクト五輪」といった主催者の説明にも不信感を持っていた山口さんは、「美術が体制側を賛美することにならないか
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