世間が2014 FIFAワールドカップで熱狂するなか、STAP細胞を巡る一連の騒動は、いまだにメディアをにぎわせている。このSTAP騒動で一躍注目を集めたのが「ノート」の存在だ。 記載に不備がある、第三者がチェックしていない---。世界的な発見につながるような実験において、ノートが重要なチェック機構の役割を果たしていることが、この騒動での指摘によって改めてクローズアップされた。 ここでいうノートとは、「実験ノート」を指す。主に企業のR&D(研究開発)部門や大学・公的機関の研究室が使うもので、一般的なノートに比べて書き方や管理・チェックの手順を厳しく規定している。特許出願や論文執筆、法規制、安全性の確保などに対応する狙いがあるからだ。 実験ノートのバリエーションに、「電子実験ノート(ELN:Electronic Lab Notebook)」がある。文字通り、実験ノートの電子版だが、紙の実験ノ
DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 STAP細胞を巡る問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが2014年4月9日の会見で、「STAP細胞の作製に200回以上成功している」と述べた。この発言に対し、日本分子生物学会副理事長・九州大学の中山敬一教授は、NHKの取材に次のように答えた。 「作製に成功したというには、すべての証拠を示し正確な論文として発表する必要がある。こうした手順が踏まれていない中では、成功したと言っても、科学者の世界では信用できる話ではない」 また、小保方リーダーは会見で「本物の画像については調査委員会に提出した実験ノートにも記載してある」と話したが、中山教授は「実験ノートに記載されていたとしても、それが第三者が見てわかる形で書かれていなけ
学習塾などを展開するアルクテラス(東京都大田区)は、東京大学や慶応義塾大学など有名大学合格者が受験時にまとめたノート500冊以上を、ノート共有スマートフォンアプリ「勉強ノートまとめアプリClear」で5月1日から無料公開する。 Clearは、ほかのユーザーが作ったノートを見たり、自分のノートを公開・共有できるアプリ。自分のノートを公開する際はカメラで1ページずつ撮影し、シール機能などを使ってきれいにまとめられる。ほかのユーザーのノートは、教科から検索したり、人気ノート一覧から探せる。公開ノートにはコメントを付けられ、ユーザー同士で交流できる。 5月1日に公開するのは、東大や慶応、上智、青山学院、東工大などの合格者のノート。同社の取り組みに共感する多くの人々からノートを集め、年内に1000冊以上公開する予定だ。
STAP細胞のねつ造疑惑に関する理研の説明会において、小保方さんの実験ノートが3年間で2冊しか残されておらず、日付すら記載されていないことから、STAP細胞の存在を証明できないというような説明がありました(参照記事)。 これに対して東大先端研教授の玉井克哉先生が以下のようにツイートしています。 特許出願するような研究で、日時のわからないラボノートしかないというのは、まったくおかしい。昨年までアメリカ特許法が先発明主義だったので、成果の発表で先行しても「発明はこちらが早い」と他にクレームされるおそれがある。それを避けるため改竄不可能な形で詳細な記録をつけておく。 ? 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 4月 3 これはまさにそのとおりです。特にSTAP細胞の研究に関しては、実際に小保方さんを発明者の一人とする特許が実際に出願されている(PCT出願以前
I'm at 北里大学 相模原キャンパス (相模原市, 神奈川県) w/ 2 others http://t.co/bcOuXrRpp6 pic.twitter.com/sFeJgrZhe0— 野島高彦 Takahiko NOJIMA (@TakahikoNojima) 2014, 4月 3 そもそもはこの記事→実験ノートには何を記録するのか? 今日も昼に民放TV局から電話がかかってきて,「『実験ノート』についてどんなものなのか教えていただきたいのですが」となりました.理研のSTAP細胞研究で,O博士が3年間に使った実験ノートが2冊だったことに関連しての取材承諾依頼. 研究者が実験ノートをどのように使うかによって消費ペースは全然違うし,データを片っ端から電算化していて手書きのノートはほとんど残していない,なんていう場合だって考えられるから,「2冊」という部分だけ切り離してどうのこうのと言う
ソニーのデジタルペーパー誕生の背景と秘められた可能性を、早稲田大学 畠山教授と製品開発者の言葉でご紹介します。 デジタルペーパー「DPT-S1」は、“紙のデジタル化”のキーとなる“紙”と“ペン”の役割をもっています。ディスプレイにはA4用紙に相当する大きさの13.3型フレキシブル電子ペーパーを採用。クッキリと精細な文字表示を実現しました。デジタルペーパーは“指先でページをめくってペンで書く”という、慣れ親しんだ紙そのものの操作感を再現しています。また、最長約3週間の長時間駆動とA4ノート1冊分以下となる約358gの軽さにより、日常の使い勝手で気になる電池の充電や、持ち運び時の重量を意識することがほとんどありません。 デジタルペーパーは紙をデータに置きかえることで、環境負荷の少ないペーパーレス社会を実現します。“書くこと”のデジタル化からは、どんなメリットや使いかたが生まれるのでしょうか。デ
持ち運べる「Ideaboard」など、ホワイトボードを小型化して外でもアイデアを練れたり、何度も書いたり消したりを行えるアイテムが販売されていますが、ホワイトボードを小型化するのではなく、ノートをまるごとホワイトボード化させたのが「Letterforms Dry Erase Notebook」です。 Letterforms Dry Erase Notebook by Letterforms — Kickstarter https://www.kickstarter.com/projects/letterforms/letterforms-dry-erase-notebook Letterformsは203mm×254mmのノートと赤黒2本のペンのセット。一見すると普通のノートに見えます。 ノートは全40ページで、紙はすべてホワイトボードのようなツルっとした素材になっています。 ペンのお尻に
[CES 2014]Intel,ノートPCに内蔵できるKinect風の3Dカメラ「RealSense 3D camera」を発表 編集部:小西利明 北米時間2014年1月6日,Intelは「2014 International CES」の開幕に先立って記者説明会を開催し,ノートPCに内蔵可能な3Dカメラモジュール「RealSense 3D camera」と,同カメラを活用するハードウェアとソフトウェアの総称である「Intel RealSense technology」を発表した。 このカメラモジュールを搭載するPCでは,「Kinect」のように身振り手振りや音声で,対応アプリケーションを操作できるようになるという。搭載PCはASUSTeK ComputerやDell,Lenovoなどから,2014年後半に登場する予定だ。 RealSense 3D cameraを搭載したDellのノートPC
By ToshibaUSA GoogleのChrome OSを搭載した「Chromebook」シリーズは、今までにDell・HP・Acerなどから発売されており、ノートPC市場のシェアを拡大しつつありますが、新たに東芝がChromebook新機種のリリースを予定しており、マシンの公式画像も発表されています。 Toshiba Introduces the First Chromebook with 13-Inch Screen | Business Wire http://www.businesswire.com/news/home/20140106005454/en/Toshiba-Introduces-Chromebook-13-Inch-Screen 東芝Chromebookの公式イメージ画像はこんな感じ。1366×768の13.3インチのディスプレイで重量は約1.5kg。CPUにHa
レノボ・ジャパンは2013年10月16日、都内で新製品発表会を開催し、ThinkPad X240などのノートPCや周辺機器の新製品を発表した(関連記事:レノボ、「ThinkPad X240」など、新デザインのノート8機種を発表。 ドッキングステーションに対応した「ThinkPad X240」 「ThinkPad X240」は、ThinkPadシリーズの中でも人気の高い12.5インチの軽量モバイルモデルとして2013年7月に発表した「ThinkPad X240s」のバリエーションとなる(写真1、関連記事:レノボが第4世代Coreプロセッサ搭載ThinkPad X240s/T440s、Xi対応タブレットも発表、X200シリーズ初のUltrabook「ThinkPad X240s」をレビューする。 前モデルのX230とは、第4世代Coreプロセッサを搭載し、バッテリー駆動時間を長時間化したところ
PDFで無料ダウンロードできてすぐ使える、ノートやグラフ用紙の配布サイト:3分LifeHacking ノートやグラフ用紙をPDF形式で無料ダウンロードできるサイトをいくつか紹介しよう。カスタマイズできたり、たくさんのテンプレートを用意したりしているので、あらゆる用途に対応すること間違いなしだ。 罫線の入ったノートやグラフ用紙が、ほんの少部数だけ必要になることがある。わざわざ市販品を買うほどの部数は必要としないが、白紙で代用するにはちょっと無理がある、といったケースだ。 こんな場合には、ネットで無料ダウンロードできるサイトを利用しよう。さまざまなテンプレートをPDF形式で配布しているので、ダウンロードして印刷すれば、それだけで立派なノートやグラフ用紙の出来上がりというわけだ。 今回はカスタマイズ性に特化した「Free Online Graph Paper」と、膨大な数を誇る「Printabl
ブログ移転のお知らせ! ▼当ブログは移転しました!新しいサイトは以下となります!! http://bamka.info ▼お手数おかけしますが、RSSの再登録もお願いします!! http://feeds.feedburner.com/bamka 【読了時間:約4分】 Evernoteを活用していると、自分の過去はすべてEvernoteに記録すればいいような錯覚を覚えます。 もちろん、Evernoteは便利だし、私にとってはなくてはならないツールであることは間違いありません。 ですが私は、それでも「手で書く」という行為から離れることはできません。 だからノートを使うし、手帳を使います。これをなくして、全ての過去をEvernoteに詰め込むことは、私にはできないのです。 それは、何故か?どんな線引きをもって使い分けているのか? 今日は、そんなお話。 (Photo: [http://www.fl
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く