20代前半のころ先輩にかけられた言葉で、今でも心に染み込んでいるものがあります。それは・・・ 「仕事よりも体のほうが大事だぞ」と言われたことです。 その当時の私は仕事にかける気持ちがとても強く、大事なものを見失いそうな状態でした。 今の仕事で認められたい。休んでいる場合じゃない。無理してでも頑張ることが自分を大きく成長させるという思いが強く、どんなに体が辛くても弱音を吐かないことが美徳だと思っていました。 そんな私に原因不明の痛みが襲ってきました。 その痛みは睾丸が急に赤く腫れあがったことから始まりました。最初は大したことはないだろう、すぐに治るだろうと軽く考えていたのですが、次の日、また次の日と悪化していき、その痛みに耐えるため顔から汗が出てきました。 「おい、それは病院に行ったほうがいいんじゃないか?」 と先輩に言われましたが、抱え込んでいる仕事のことが気になり、どうしようか悩みました