■野田聖子・自民党総務会長 ソチ五輪では、やっぱりパラリンピックの付け足し感があった。東京五輪をやるときには、「パラリンピック・オリンピック」と名称を変え、パラリンピックを最初にやる形にしたらどうか、と考えている。公共施設もパラリンピック用に造ると、ユニバーサルデザインになるので、障害者も使えて健常者も使える。 ポスト2020年を考えると、来る日本は人口の半分が「おじい・おばあ」になる。障害者との共通点は、どこかに不自由なところがあること。2020年までにインフラ整備をしておけば、次の時代、私たちが年をとったときも、自然に公共施設が使えるようになる。(東京都内の講演で)