米Foreign Policy誌は25日、スウェーデンのグリペンが海外市場で売れないのは「防衛装備品市場でもアダム・スミスの原理が通用すると信じ、優れた品質や競争力のある価格を提示さえすれば顧客に選ばれると勘違いしているからだ」と指摘した。 参考:Why Can’t Sweden Sell Its Fighter Jets? 政治的な関与を躊躇すれば評判の高いスウェーデン製装備品は著しく不利益を被るだろうスウェーデン製の防衛装備は一流品だと自負していた歴代政権は「黙っていても市場は優れた品質や競争力のある価格を提示した入札者を選ぶだろう」と考え、海外への装備輸出を政府主導ではなく企業主導で進めてきたが、スウェーデンを代表する防衛装備品=グリペンの海外輸出は競合に押されて実を結んでいない。 例えばスイス国防省から「最も優れた価値を提供する」という評価を得てグリペンは次期戦闘機に選ばれたが、直