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ブックマーク / soar-world.com (6)

  • 78歳で“男”から“女”へ。性適合手術を受けた八代みゆきさんとパートナー・安子さんの歩み

    たくさんの絵画に囲まれた、日当たりのよい部屋でにこやかに微笑むお二人。仲睦まじい様子が、じんわりとこちらにも伝わってきます。 右が八代みゆきさん、そして椅子に座っているのが八代安子さん。チェリストとピアニストであったお二人は1956年、同じクラシック音楽を愛する男女として結婚しました。 しかし、みゆきさんには幼少期から抱いていたあるひとつの思いが。それは、男性として生きることへの違和感でした。その事実に向き合い、みゆきさんは78歳で性適合手術を受け、戸籍上も女性となったのです。 それでも二人は養子縁組をし、形を変えて再び同じ戸籍の家族に。今もこうしてひとつ屋根の下、以前と変わらない穏やかな日々を重ねています。 今でこそ、多様な性のあり方に理解を深めようとする動きが広がりつつありますが、八代さんの青春時代は戦後の混乱期。LGBTについては今よりも認知も理解も進んでおらず、ここにたどりつくまで

    78歳で“男”から“女”へ。性適合手術を受けた八代みゆきさんとパートナー・安子さんの歩み
  • 「いちばん大切なのはあなた自身なの」"3歳からの性教育"を通して子どもの自尊感情を育む徳永桂子さん | soar(ソア)

    みなさんは思春期のころ、自分のことが好きでしたか? 自分もあの子みたいに、すらりと背が高い体型だったら、優しくて頭が良い人だったらよかったのに。 当時の私は、すぐに人と比べてしまい、自分の容姿や内面の何もかもが嫌になってしまうことも。自信がなく、嫌われたくないという気持ちから、人の顔色を伺うことも多かったと思います。 そんな経験をしてきたのはきっと、私だけではないでしょう。自分より他人のことばかりを優先してしまう人は多いはずです。 今思うのは、私たちは他人を大切にする方法はたくさん教わってきたけれど、自分を大切にする方法を教わる機会は少なかったな、ということ。日の子どもの自尊感情が低いことは、内閣府による調査からも明らかになっています。(※) 人は、どうしたら自分自身を大切だと思えるようになるのだろう。そんな問いが、私の中で大きく膨らんでいきました。 そんなときに知人の話で知ったのが、思

    「いちばん大切なのはあなた自身なの」"3歳からの性教育"を通して子どもの自尊感情を育む徳永桂子さん | soar(ソア)
  • 絶望だって、分かち合えば希望に変わる。熊谷晋一郎さんが語る「わたしとあなた」の回復の物語 | soar(ソア)

    「わたしらしさ」、「わたしらしい生き方」…そんな言葉をよく聞くようになった。 多くの場合、こうした言葉は「自分の人生を自由につくっていくのだ」という前向きな意思や希望を伴った文脈で発せられているように思う。 だけど、「わたし」とはそれほど自由な存在なのだろうか。 病気や障害の苦しみや心の痛み、うまくいかなかった仕事や人間関係、忘れてしまいたい傷やトラウマ…それらも全部含めて「わたし」なのだと言われたら、いったいどうやって希望を語ることができるのだろうか。 2017年12月10日、さまざまなゲストの方と共に「回復」をテーマにした対話を行った「soar conference 2017」。第1セッションのゲストは、東京大学准教授の熊谷晋一郎さん。障害や病気の当事者が、グループで経験を分かち合いながら自身の困りごとを研究対象としてときほぐしていく「当事者研究」という営みに携わる研究者であり、自身も

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    CALMIN
    CALMIN 2018/02/09
  • インターネットを使った夜回りが行き場のない孤独を救うーー若者の自殺予防に取り組む「OVA」伊藤次郎さん | soar(ソア)

    人間はとても脆くて弱い存在だから、 支え合っていかないと生きていけません。 やわらかな口調と表情で語ってくれた伊藤次郎さん。お話から感じたのは他者の痛みに寄り添っていく姿勢、そしてあたたかいまなざしでした。 伊藤さんが立ち上げたNPO法人OVAは、自殺予防の取り組みを行なっています。その手法は検索連動広告やインターネットをつかった新しいもの。 「生きていくことがつらい」「死にたい気持ちを抱えている」、そういった人がインターネットで調べるであろうキーワードを事前に想定。そのキーワードで検索した人にリーチし、メールで相談。現実の相談機関へとつなげていきます。 また、チャット相談ができるよう「Web接客ツール」を使ったリーチ・相談事業も格的にスタートさせていくそうです。 2013年からこの「夜回り2.0(InternetGatekeeper)」を通じて430名以上の相談に乗り、多くの命を救って

    インターネットを使った夜回りが行き場のない孤独を救うーー若者の自殺予防に取り組む「OVA」伊藤次郎さん | soar(ソア)
    CALMIN
    CALMIN 2018/01/05
    ネットで匿名で相談出来るということが、水際で食い止めることになるかもしれない
  • 「娘の存在を愛するのに理由なんていらなかった」私が葛藤を乗りこえて娘の重い障害を受け入れるまで | soar(ソア)

    こんにちは!非営利型社団法人CARE LAND代表理事の金澤裕香です。 私のもうすぐ4歳になる娘は、重度の障害があり自力で生きていくことが難しいため、様々な医療機器に助けられて生活しています。 しかし、娘の病名は未だに分かりません。私たちは現在も、大学病院で検査を続けています。 病名が不明なことではいくつかのデメリットがあります。発達や病気の経過に関してモデルとなる人がおらず、当に娘に対する対応が合っているか不安になる。福祉制度が受けにくいし、病気のある子どもの親の会などにも入りにくいなどです。 でも、今は支えてくれるたくさんの医療関係者や施設のおかげで、自宅で家族と楽しく生活できています。 今回は私となおちゃんのこれまでを、ぜひみなさんにお話できたらと思います。 私の大切な一人娘、なおちゃんが生まれた日 一人娘の菜生(なおちゃん)は、4年前に産まれました。 私は当時26歳。初めてのマタ

    「娘の存在を愛するのに理由なんていらなかった」私が葛藤を乗りこえて娘の重い障害を受け入れるまで | soar(ソア)
  • デジタルアートで遊ぶようにリハビリを!Ubdobeによる「デジリハ」が広げる子どもたちの可能性 | soar(ソア)

    子どもの頃、夢中になったものは何でしたか? 私は、3歳のころから習い始めたピアノに夢中でした。鍵盤を押すと美しい音がポロン、ポロンと降ってきて、自分だけの音を表現できることが嬉しくて、少しでも時間があればピアノの前に座っていました。そんな私を「すごいね、楽しいね」とニコニコしながら見守ってくれたのが母でした。もしも「練習しなさい!」と押しつけられていたら、これほどピアノが好きにはなっていなかったかもしれません。 「練習しなさい!」「勉強しなさい!」 そんなふうに強制されると、子どもはとたんにやる気を失ってしまいます。それはリハビリを行う子どもたちも同じ。目指すべきゴールも見えないまま、単調なメニューをひたすら繰り返すことはなかなか難しいものです。 「もっとワクワクしながら遊ぶようにリハビリができたらいいのに…。」 そんな子どもたちの願いを叶える新しいリハビリ「デジリハ」が誕生しようとしてい

    デジタルアートで遊ぶようにリハビリを!Ubdobeによる「デジリハ」が広げる子どもたちの可能性 | soar(ソア)
    CALMIN
    CALMIN 2017/11/15
    プロジェクションマッピングとリハビリの組み合わせ?すごくいいアイディア!
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