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とらのあなランキングに関するCAXのブックマーク (121)

  • 「ベルセルク」33巻には特別カバーが付属!

    ピクトというロボットの開発者を父親に持つ少女・クルリ。父親の師匠でもあるばあちゃんの家に預けられた彼女と、そこで出会った最新型の少女型ピクト・キューちゃんとの交流を描く作品。 ロボットなのに、最新型なのに、いしん坊で、まだ物事を知らなくて、まるで幼い子供のようなキューちゃん。しかも一人称が「おら」と訛っているというちょっと変わり種。そんなかわいらしいキューちゃんとクルリの出会いから始まる二人の成長と交流。 キューちゃんとの日々の生活の中で他人との係わり合いの大切さを学んでいくクルリと、クルリやばあちゃんから少しづつ人間のことを学んでいくキューちゃん。やがて人間とロボットという垣根を越えた大切な絆が生まれていく様を優しく、どこか郷愁を感じさせる田舎の風景の中でハートフルに描きます。 クルリとキューちゃんが出会ってからの一年。その間に二人がどんな風に成長したかはコミックスでご確認を。心が温か

    「ベルセルク」33巻には特別カバーが付属!
  • 「週刊少年サンデー」作品強し! 完売寸前の状態に!

    山に囲まれた田舎町を舞台に、人間の傍らで生きる妖怪たちを描いた作品。 耳・尻尾付きの元気な少女の姿をした娘の黒菜を主人公として、スケベな河童、自称天狗の化けガラス、ゴスロリ姿の女郎蜘蛛――などなど、キュートで個性的な妖怪たちが、ちょっとノスタルジーを呼び起こす人と自然が微妙な均衡を保った風景の中で暮らしている日々の様子の実に楽しげなこと。 エロガッパの活躍によるエッチでうれしい描写を挟みつつ、妖怪たちの愉快でゆったりとした生活が描かれていきます。そして、黒菜たち妖怪たちと、その田舎町に暮らす人間たちの距離は近すぎず遠すぎずの微妙なもの。 あんまり近づくのも良くないけれど、しかし人間が気になって仕方が無い黒菜と人間との関わりがやさしく暖かな調子で描かれていて、読んでいると胸がほっこりする、そんな作品です。妖怪たちの可愛らしいデザイン、背景の描写などその画力にも要注目! 週間ランキング

    「週刊少年サンデー」作品強し! 完売寸前の状態に!
  • ライトノベルの大攻勢! 電撃文庫が上位を占める

    作に登場するのは独り身や、恋人と別れたばかりだったりといった当に「おひとり様」な女性から、遠距離恋愛だったり、パートナーとの心に距離感があったりと、お相手はいても「おひとり様」であることを感じてしまう女性たち。そんな女性たちの恋愛にまつわるエピソードを描きます。 「おひとり様」であることをエンジョイしたり、パートナーのいる他人をうらやましく思ったり、仕事に打ち込む毎日であったり、その状態の受け取り方は様々。しかし「一人である」ことによって自分を見つめなおしたり、周囲の状況が良く見えてきたり。 「独り身で悪いか」と開き直るのではなく「おひとり様」である日常の中から明日へ繋がる希望や新しい出会いを見出していく様、そして次の一歩を踏み出す様が優しく暖かに描かれます。 一人でいることは孤独とイコールではなく、新たな人生に踏み出す契機でもあるのかな、と考えさせてくれる優しさに満ちた一作です。 週

    ライトノベルの大攻勢! 電撃文庫が上位を占める
  • ラノベでもコミックでもなく、なんと画集が首位をゲット! 

    これを読め!店員オススメの1冊 12月生まれの少年 著者:施川ユウキ/竹書房 BAMBOOコミックス 12月生まれの柊は無口で思索的な少年。表面上は静かに見えつつも、身の回りの些細なものごとに様々な考えをめぐらせる様を描く4コマ漫画。 ホルンを見てそのぐねぐね具合から「あれは宇宙生物の内臓かもしれない」と想像してみたり、布団の中で玄関にある花瓶の中の剣山が人知れず光っている様に思いを馳せ何だか不安になってみたり、電信柱の下はどうなっているのだろう、根っこが生えているのかしら、と考えてみたり。 そんな感じにユニークで、でもなんとなく分かるような感じがする柊君の考え方や想像力が、かわいらしかったり、おかしかったり、そして時に哲学的に感じられたりと実に味わい深いのです。 そんなことを黙々と考えている柊君自信がこれまた味わい深く、彼の両親やお友達もまたユニークなものの考え方をしていて飽きません。お

    ラノベでもコミックでもなく、なんと画集が首位をゲット! 
  • アニメで一気に知名度と人気を高めた「BAMBOO BLADE」

    【コミックとらのあな売り上げランキング(9/22~9/28調査)】 これを読め!店員オススメの1冊 ブラック・ジョーク 漫画:田口雅之/シナリオ:小池倫太郎/秋田書店 ヤングチャンピオンコミックス 東京湾に浮かぶ金と色の欲望にまみれた人工島、通称「ネオン島」。その島にあるホテルで起こるマフィアたちの戦い――といっても、裏社会の血で血を洗う権力争いを描くのではなく、スマートな優男風の切れ者・吉良潔と、訥弁ながら凄まじい戦闘力を持つ小玉童示という個性的かつ対照的な主役コンビと裏社会の人間とのやり取りを描きます。 車椅子で敵対者を轢き殺したことから、付いたあだ名が「ランオーバー」というイタリアンマフィアの幹部を始めとして、殺し屋、いかさま師、悪徳刑事にゴスロリ暗殺者などなど、どれも強烈な個性と風貌の人間たちと間で展開する「黒い」エピソード。人死にや過激でグロテスクな描写も山盛りですが、しかし陰惨

    アニメで一気に知名度と人気を高めた「BAMBOO BLADE」
  • 「ゼロの使い魔」15巻のDVD付限定版とアニメがスタート間近の「鉄のラインバレル」に注目!

    日々を漫然と生きておりますと、あまり頭を使わずに済んでしまうため、脳みその色々な部分を眠らせたままになってしまいがちですけれども、作はそんな眠った脳みそを活性化させてくれる頭脳派漫画です。 転入生の主人公が「論理的」であることにこだわるヒロインとともに、学校内で流行っている「津隠問答」という即興論理ゲームの勝負に挑んでいく、というお話。 頭の体操レベルのパズル問題から、じっくり理詰めで考えていかなければならない問題まで、その解に至るまで思考を漫画的にエンターテイメントとして昇華させています。ただ問題を解くだけではなく、出題に論理的な隙があればそこを突いて問題そのものを覆すなど、緊張感あふれる知的興奮溢れる展開が見所。 とはいってもガチガチに堅い作品でもなく、中学生らしい舞台設定と事件の数々、そして完璧な論理性を備えているのに弱点もあるヒロインのいつきが可愛らしく、物語に丸みを与えてくれて

    「ゼロの使い魔」15巻のDVD付限定版とアニメがスタート間近の「鉄のラインバレル」に注目!
  • らき☆すたと学園黙示録が2週連続でワンツーフィニッシュ!

    これを読め!店員オススメの1冊 ぽんてら 著者:サンカクヘッド/マッグガーデン/ブレイドコミックス 田舎の高校に転入してきたおバカっ娘のハルカと、書道部員のミサキ。二人の出会いから始まる波乱に満ちた日常を描くスクールコメディ。 田舎の高校・書道部という設定や、ちょっとユルくて可愛らしい絵柄から、のんびりまったり系のお話かと思いきや、その中身は激しくボケとツッコミが飛び交うテンションの高いギャグ作品です。 ハルカのおバカで自由すぎる言動と、それにいちいち突っ込む常識人のハルカ、そして更に自体を紛糾させる友人たち。とにかくハイテンションに、しかし、多分に脱力感を含んだちょっと不思議な味わいのギャグが全編にわたって炸裂しております。 そして何と言っても稀代のボケ役・ハルカの笑顔が魅力的。何にも考えていないようで、でもとても楽しそうな笑顔はこちらも釣り込まれて笑ってしまいます。魅力的なおバカっ娘ヒ

    らき☆すたと学園黙示録が2週連続でワンツーフィニッシュ!
  • 「らき☆すた」6巻が約2日間で売り上げ1位に輝く

    先日福田総理の辞任が発表され、今また政界は騒然としておりますが、そんなタイムリーな時期に発売となったある意味問題作がコレ。 日を守るために戦い続ける総理大臣・小泉ジュンイチロー。その勝負の手段が麻雀というだけでもすごいですが、対戦相手も某大国の大統領父子や、北の首領様、北の大国最強の大統領などなど、どこかで見たような強烈なインパクトを与える人たちばかり。 しかも「点F-15(戦闘機)」などというべらぼうなレートの下、「パトリオットツモ」「人民民主主義リーチ」「バルチックフリート」など、いかにもな必殺技を次々と繰り出してきます。ジュンイチローの必殺技は日出る国の首相らしく「ライジングサン(国士無双十三面)」 もう麻雀だか何だか判断がつかないものもありますが、とにかくバカバカしく、しかし大変な迫力に満ちた熱い男たちの打ち様が描かれています。国家を背負って卓に望む男たちの姿に、政治家としての理

    「らき☆すた」6巻が約2日間で売り上げ1位に輝く
  • 「よつばと!」「キミキス」「Fate」など人気作品の新刊が集中

    「でろでろ」などのホラーとコメディが融和した作品を発表してきた押切先生ですが、作はコメディ要素一切なしのシリアスでハードな物語。廃校を控えた田舎の中学校に転入してきた少女・春花。閉鎖したコミュニティに入り込んだ異物として彼女が旧友たちから受ける凄惨ないじめを描きます。 吐き気を催すほどの悪意と狂気は次第に陰惨さを増し、ついには春花の家族を焼き殺してしまうまでに。閉塞した状況で、静かにしかし確実に歪みと狂気を増大させていくクラスメイトたち。 無関係だったはずの家族までも奪われ、追い詰められた春花が始める危うい復讐劇は、心優しい少女であっただけに凄みと哀しみに満ちております。 そんな息が詰まりそうな緊張感が続く中、たった一筋の光明となるのは学校で出会った相場少年との透き通るような淡い恋。タイトルになっている「三角草」はに厳しい冬を耐えた後に雪を割って小さな花を咲かせるということですが、重苦し

    「よつばと!」「キミキス」「Fate」など人気作品の新刊が集中
  • アニメ企画が始動した「鋼の錬金術師」の人気が急上昇

    これを読め!店員オススメの1冊 ファムファタル 運命の女 著者:シギサワカヤ/アスキー・メディアワークス 電撃コミックス 主人公が好きになった女性はサークルの先輩。しかし彼女には社会人の彼氏がいて、おまけに大変に天然で――障害てんこ盛りの厄介な恋愛劇を描く作。 小さくて可愛らしくて誰からも愛されるヒロインの海老沢さん。その天然な言動は彼女に想いを寄せている主人公のハイくんを苛立たせると同時に、どうしようもなく愛しく思ったりと激しく翻弄します。 海老沢さんがとる思わせぶりな行動の数々はハイくんならずとも、可愛らしかったり、真意がつかめなかったりで実に厄介に感じること間違いなし。しかもそれが計算づくではない(ように少なくとも見える)だけに、一層可愛らしく、それ故に当に厄介です。海老沢さんの無邪気な悪女ぶりとその運命の恋への引き込みぶりはまさに「ファムファタル」の名に相応しい魅力に満ちており

    アニメ企画が始動した「鋼の錬金術師」の人気が急上昇
  • 「ネギま!」23巻の限定版はアニメDVD付き!

    時は戦国、乱れた世の中を正すため旅をする妖狐・たまと仙道・迅火の義姉弟。闇(かたわら)と呼ばれる化け物たちが跋扈する世界で、この異能の二人の世直し旅を描いたバトルファンタジー。 「世直しの旅」を描くとはいっても作は単純な勧善懲悪ものではありません。姉のたまは闇の側に身をおく存在でありながら人助けを志し、弟の迅火は人の身でありながら人間嫌いで闇に肩入れをしている、というそれぞれにねじれを抱えた存在。 彼らが戦う相手も、人々に仇なす闇を退治するために闇の力を使う者達で、単純に悪とは言えません。寧ろ容赦なく力を揮う迅火の方が質が悪く見えることさえも。 更に旅には農民出身のへっぽこ武芸者・真介、闇に改造された村娘の灼岩が加わり、力を持つ者と持たない者という立場・生き方の違いの描写にも踏み入って行きます。 簡単に断じることが出来ない善と悪、その善と悪とをなす源となる力。そういったテーマを孕みながら

    「ネギま!」23巻の限定版はアニメDVD付き!
  • 秋★枝先生による初の商業単行本「純真ミラクル100%」1巻に注目!

    坂上徳造、享年78歳。彼が死に臨んで子供たちに遺したのは「遺産配分はダーツで決めろ」という言葉。このとんでもない遺言を始めとして、父親の死が3人の子供たちにもたらす数多くのトラブルを描いた作品。とはいっても暗かったり湿っぽかったりする話ではなく、謎だった徳造さんの人生の破天荒ぶりが次々と明らかにされ、それに翻弄される子供たち(中年)の様子がユーモラスに明るく楽しく描かれております。 とんでもない仕事に手を出していたり、愛人や隠し子まで登場したりと、とにかく自由すぎる人生を歩んできた徳造さん。その父親の人生に翻弄されつつもふてぶてしく奮闘する中年となった子供たちは、極めて迷惑そうでありながら、どこか楽しそう。 父親と違って普通の人生を送っている三人の子供たちが、父親の死によって過ごした騒がしくも楽しい、そしてちょっとだけしんみりしたひと時。徳造さんがダーツの件とともに遺した「楽しめよ」という

    秋★枝先生による初の商業単行本「純真ミラクル100%」1巻に注目!
  • 「ながされて藍蘭島」はアニメ放映が終了しても根強い人気

    これを読め!店員オススメの1冊 純真ミラクル100% 著者:著者:秋★枝/芳文社 KRCOMICS YELL! series やり手の女所長が率いる芸能事務所にやってきた新人アイドルの女の子。無垢な彼女を困らせることに快感を見出した女所長は色々な方法で彼女を苛るものの、あまりの純粋さの前に全ては逆効果になってしまうのでありました――。 名が木村だから芸名は「モクソン」。そんな適当な名前でデビューしてしまった癒し系天然アイドルの彼女の芸能界奮闘記とでもいうべき作。様々な思惑や人間関係が渦巻く芸能界ですが、それらをものともしないモクソンのピュアさが眩しくもあり、可愛らしくもあり。Sっ気バリバリの所長とモクソンのかみ合わない攻防は笑いを誘います。 そしてマネージャーと所長、その元カレと微妙に絡み合った恋愛関係に挟まれて自分の感情に悩むモクソン。普段明るくて前向きな姿勢とのギャップがあるだけに

    「ながされて藍蘭島」はアニメ放映が終了しても根強い人気
  • アニメ第3期が発表された「BLACK LAGOON」が衰えぬ人気

    ひょんなことから出会いを果たしたギター少年の伊賀と三味線少女の撫菜。撫菜の弾く三味線の音色に魅せられた伊賀は撫菜に教えを請い、高校でも「三味線部」の設立に向けて奔走するが、撫菜の方は三味線を弾くことに対して何やら屈託があるようで――。 音楽をテーマにした青春ものは数あれど、作の題材はちょっと異色な「三味線」。ちんまい女の子が撥と弦を操り力強い音を響かせる姿は凛としていて、それでいて可愛らしくて非常にインパクトがあります。 家族との関係などから三味線に対して複雑な想いを抱き前に進めなくなっている撫菜と、三味線に魅せられ、そのことに一途になっている伊賀。思い悩む少女と、真っ直ぐな少年のボーイミーツガールは青春モノの醍醐味に満ちております。 三味線を介した伊賀との出会いで少しずつ成長していく撫菜。まだまだ淡い二人の関係がどうなっていくか、撫菜が抱える問題の根っこは何か、など今後の展開も非常に気

    アニメ第3期が発表された「BLACK LAGOON」が衰えぬ人気
  • 「神曲奏界ポリフォニカ」2巻のとらのあな限定カバーが大反響!

    これを読め!店員オススメの1冊 ふら・ふろ 著者:カネコマサル/芳文社 まんがタイムKRコミックス アパートの管理人を務めるハナとナツ、2人の女性。お金はないけれど何だか自由で愉快な2人の貧乏生活を描いております。 「貧乏」であることをネタにしてはおりますが、作には貧乏生活にありがちな辛さや暗さ、自虐ネタはほとんど無く、むしろその環境を自然に楽しんでいるハナとナツの明るさが際立ちます。 お金もないしお腹も空いているという何にもない2人ですけれども、その何もない状況をボケ役のハナとツッコミ役のナツの漫才のようなやりとりが可愛らしい笑いで満たしております。 この2人の尊敬を受ける不思議な幼女キャラ、通称「師匠」や、大雑把だけれども面倒見の良い大家さん、新しくアパートに越してきた住人など、個性的なキャラ達も加えて明るく楽しい貧乏ライフ。読んでいてニコニコと笑みがこぼれてしまう楽しさです。貧乏な

    「神曲奏界ポリフォニカ」2巻のとらのあな限定カバーが大反響!
  • 「Fate」シリーズの全てが詰まったファン必携の1冊!

    前作「ラブロマ」で直球のラブストーリーを描いた著者が、今作ではピンボールに賭ける若者達の青春、というちょっとトリッキーな題材を描きます。 主人公の深町君は高校卒業の日に憧れの山田さんに告白。フられると思っていたものの、意外にもOKの返事が。但し「ピンボールでハイスコアを塗り変えることができたら」という条件付で。 最初は山田さん目当てでピンボールをプレイしていた深町君ですが、やがて奥深いピンボールの魅力の虜となり、いつしか気でハイスコア更新に挑み始めます。打算や損得勘定ではなく、ピンボールを「気で楽しむ」姿が当に熱く、そしてとても気持ちよく描かれていて、この熱量はまさに青春といった感じの眩しさ。 ピンボールを通じて深まる山田さんとの仲も大変に清々しい恋愛模様を描いており、こちらも実に青春しております。ちょっと変わったキャラの山田さんが素敵です。 人生の中では何かと気になることを忘れが

    「Fate」シリーズの全てが詰まったファン必携の1冊!
  • 「未来日記」「咲-Saki-」など、バトルものが人気

    「べ、べつに○○じゃないんだからね!」というセリフもテンプレート化し、テレビや街行く一般人におなじみ、すっかり一般化した「ツンデレ」という属性。作はそんな「ツンデレ」が病気である、という設定で語られる、少年少女たちの迷走する青春を物語。 ヒロインの百舌谷小音は「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」、通称ツンデレの小学生。好意が暴力行為として発露してしまう彼女は、想いを寄せる少年竜田君とも上手い関係を作ることができず流血事件にまで発展。下僕にした不細工少年の樺島君を巻き込んで少年少女たちの哀しくもおかしい恋と人間関係は展開していきます。 百舌谷さんの極端な言動や、マゾヒズムに開眼してしまった樺島君など、爆笑必至の展開ですが、そんな中に自分と他者を繋ぐ人間関係構築の厳しさやいびつさの縮図も仄見えます。その人間関係・コミュニケーションの問題を「ツンデレ」を介してはっちゃけた描写と

    「未来日記」「咲-Saki-」など、バトルものが人気
  • 人気衰えず!「ひぐらし」関連が3作品ランクイン

    これを読め!店員オススメの1冊 メイドいんジャパン 著者:おりもとみまな/秋田書店 チャンピオンREDコミックス 漫画ゲームでこの頃とみに増えてきた女装少年物。「こんなかわいい子が女の子のわけないじゃないか!」といった倒錯した言説も抵抗なく受け入れられる程に市民権を得た感があります。 作もそんな女装少年物の一種……なのではありますがとにかく過激で過剰なバカバカしい描写、迷台詞の数々が「かわいい」とか「色っぽい」という次元を超越し、今までの女装物とは一線を画した底知れぬ勢いのある作品となっております。 女装メイドの主人公とメイド嫌いのツンデレお嬢様、この難儀な組み合わせの二人の間で交わされる美しくもトチ狂ったやりとりの数々は「あぁ、当ならすごく美しい展開・セリフのはずなのに何かがおかしい!」と感じさせられる倒錯ぶり。女装という設定だけではなく、ストーリー、演出全てをひっくるめてクラクラ

    人気衰えず!「ひぐらし」関連が3作品ランクイン
  • 「とある魔術の禁書目録」関連書籍が席巻!

    ここしばらく青年誌に活躍の場を移していた藤田和日郎先生が久々に少年誌で描くのは「おとぎばなし」をテーマにした物語。 何十年かに一度、地上に届く月の光によっておかしくなってしまうおとぎばなしの世界。狂ってしまった世界を正すために定められた、たった一つの法律「月光条例」。その執行者に選ばれた少年が、狂ってしまったおとぎばなしの登場人物達と戦う。 「鉢かづき」「裸の王様」「一寸法師」「桃太郎」「三匹のこぶた」など、誰もが良く知っているはずの物語のキャラクター達が、不気味でおどろおどろしい化け物に姿を変えて襲いかかってくる様は、あの物語がこう変化するか! という元の物語とのギャップと驚きを伴って大きなインパクトを読者に与えます。 狂った物語のキャラ達を迎え撃つ主人公・月光は一見ひねくれているけれど根は熱い男。少年らしい照れを口の悪さで隠し、守るべきもののために戦う姿は王道とも言える熱さ。おとぎばな

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  • アニメ放送中の「紅 kure-nai」が新規読者を増やす!

    これを読め!店員オススメの1冊 妹 著者:むんこ+曙はる/芳文社 MANGA TIME COMICS 今や一つの「属性」として完全に定着している「妹」。このキャッチーな、しかし魅力的な題材を、4コマ漫画の人気作家2人が腕を揮います。元は同人誌として発表された作品が商業誌単行としてまとまりました。 社会人と保育園児、19歳もの年の差兄妹。最初は面倒がっていたものの、やがて妹にメロメロになってしまう兄を描いた「fairy land」(曙はる)、良く出来た人気者の兄とフツーな妹。互いに思いやっていながらちょっとしたすれ違いを経て理解を深め合う様を妹視点で描いた「○○コンプレックス」(むんこ)、小さい妹が気になってちょっかいを出してしまうお兄ちゃんを描いた4コマ「ぴたんと」(むんこ)、3種のエピソードを収録。 兄妹という近い間柄だからこそ感じる煩わしさ・苛立ちと、それ以上の愛しさが同居する兄妹

    アニメ放送中の「紅 kure-nai」が新規読者を増やす!
    CAX
    CAX 2008/06/16
    “その他、ランク外ではありますがインターネットなどで評判の高い「美少女いんぱら!」1巻も好調です。”