TVアニメ第5期も発表された『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のシリーズを13カ月連続で刊行した大森藤ノ。本編だけでなく外伝やスピンオフを執筆してキャラクターに命を吹き込み、物語の世界を広げ深く大きいものにしている。10周年を記念したインタビューの後編では、連続刊行の苦労やアニメ化に向き合う姿勢、そして『ダンまち』シリーズや作家としてのこれからを聞いた。(タニグチリウイチ) ーー『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のシリーズで13カ月連続刊行に挑んで達成されました。やはり大変でしたか? 大森藤ノ(以下、大森):思ってた以上につらかったというのが本音です。短編は書き下ろしもありますが、ほとんど前に書いたものですし、『アストレア・レコード』も『アルゴノゥト』も元になったゲームのシナリオがありますから、“ゼロからイチ”の作業はそこまでないと思っていて。担当編
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