話題の新作の魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第4回は、少女を描いた小説で人気の桜庭一樹さんの最新作「GOSICK」です。主人公の一弥と謎の少女・ヴィクトリカが体験する不思議な事件を描いた「GOSICK」の世界について担当編集のBDKさんに話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは ぜ~んぶ! ってダメですか。そうですか。色んな魅力がある作品で、毎日届くファンレターの感想もそれぞれだし、おそらく読むたびに発見があるし、人によってここが好きってところがちがう、不思議な作品なんですよね。あとがきが一番好きって人もいるみたいですし。って言っていても仕方がないので……桜庭さんと最初に話してこんな感じにしようって決めたのは昔「名探偵ホームズ」とか「怪人二十面相」とか図書館で借りて読んだドキドキをもう1回若い読者に届けたいねっていう話だったような。ですの