読者による「親や先生に読んでほしい本」 作家らが読書の魅力を語り合う対談記事「新・読書生活!」を紹介します。作家らによる推薦本が満載です。
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編集者・松田哲夫さんの対談シリーズ、第二回は本誌1月号で発表した「哲っちゃんの太鼓本大賞2009」大賞作品『獣の奏者』作者の上橋菜穂子さんのご登場です。大人から子どもまで楽しめる壮大なファンタジー『獣の奏者』の世界にせまります。 1962年東京都生まれ。作家、文化人類学者。川村学園女子大学教授。専攻は文化人類学で、オーストラリアの先住民アボリジニを研究。『精霊の守り人』で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞、英語版は全米図書館協会からバチェルダー賞を授与されている。2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞。02年にはこの二作を含む「守り人」シリーズで第25回巌谷小波文芸賞を受賞。04年『狐笛のかなた』で野間児童文芸賞受賞他、受賞多数。06年『獣の奏者』〈Ⅰ闘蛇編〉〈Ⅱ王獣編〉を発表。壮大な世界観を持つファンタジー小説として、大人から子供まで圧倒的な支持を
対談 〜湊かなえさん&有川浩さん〜 「違う世界、本から感じる」(湊かなえさん 写真右) 「活字って、すごいメディア」(有川 浩さん 写真左) ――まず読書体験をお話しください。 【有川】 私は本をよく読む子だったと思いますが、「本を読む子」に対する世の中の「まじめな子」というイメージに、納得がいきませんでした。クラスメートがドッジボールなどをしているのと同じ感覚で読書をしていたのですが。 【湊】 「休み、何してたの」と聞かれて「本読んでた」と答えると、「あんなに天気がよかったのに」とか「連休だったのに」と言われた経験は、私にもあります。読書で違う世界を見て、すごく有意義な時間を過ごしたなと感じているのに、「かわいそう」みたいに言われ、「そうじゃないんだけどな」と思って。 【有川】 「あなた、友達いないの」とか。 【湊】 そうそう。読書は他の遊びと同じラインに並べてもらえてないですよね。 【
戻る X-BOX360/5pb・ニトロプラス その日、秋葉原から人が忽然と、消えた。 マッドサイエンティスト(単なる理系大学生)である鳳凰院凶真(本名:岡部倫太郎)は秋葉原に設立した「未来ガジェット研究所」(ただの仲良しサークル)で様々なフューチャーガジェット(よく解らないがらくた)を発明する日々を過ごしていたのだが、「その日」はあまりに唐突に、そして衝撃的にやってきた。行き慣れた秋葉原ラジオ会館で目にする、大量の血だまり。その中で斃れている少女。だが、その、「ラジオ会館で殺人事件を目撃した」という非日常を震えながら友人にメールで知らせた瞬間……………秋葉原から、あれだけ大量にいた人々が、一瞬で消滅した。 いや、正しくは消えて無くなった訳じゃない。ラジオ会館で起こった出来事が「墜落してきた人工衛星が直撃した」という更なる非日常にすり替わり、警報の為秋葉原周辺から「避難的な意味で」人が消え
異なる分野 驚きの発想 作家・伊坂幸太郎さんと、マンガ家・五十嵐大介さんのメディアを超えた競作企画が注目を集めている。根本のアイデアを共有しながら、本紙に連載された伊坂さんの小説『SOSの猿』(中央公論新社、25日発売)と、五十嵐さんの書き下ろし中のマンガ『SARU』(小学館、来年2月発売)という独立した作品を創造する試みだ。気鋭の作家とマンガ家が刺激し合う新しい試みから何が見えてきたのか。二人に語り合ってもらった。(聞き手・佐藤憲一) ――なぜこの試みを? 伊坂 きっかけは、僕が五十嵐さんのマンガが好きだったこと。絵の素晴らしさと、自然の長閑(のどか)さと不穏さが伝わってくる物語に引かれました。対談などでお会いするうち、五十嵐さんの編集者が一緒に何かやりませんかと言ってきた。 五十嵐 僕は雑誌で伊坂さんの「魔王」を読んで、読みやすいけれど読み応えがある不思議さが凄(すご)いと思っていた。
金原 三浦さんは、小説とエッセイの二本立てですよね。小説はシリアスなものからポップ なものまで、エッセイも軽いものから文楽の話までと、じつに幅が広い。エッセイを書くと きと小説を書くときとで、スタンスは違うんですか? 三浦 違いますね。エッセイはネタさえあれば比較的書きやすいですが、小説はこれかなと 思ってもすぐには書けません。忘れたころに形を変えて出てくる。 金原 学生たちと話してると、三浦さんのようにエッセイと小説のどちらも書いている方の 場合、なぜかエッセイにファンが多いんですよ。例えば山田詠美さんもそうで、学生たちは 『熱血ポンちゃん』シリーズが好きだという。僕としては「ちょっと待て、小説読め」とか 思うんですけど。 三浦 小説は個人の好みがはっきり出るのでむずかしいですね。エッセイは自分の嫌な部分を出さないで書ける。人間は人のいい部分を見るといい気持ちになるようにできていると思う
コミック版『狼と香辛料』の作画を手掛ける小梅けいと先生と、TVアニメ『狼と香辛料II』で賢狼・ホロを演じる声優・小清水亜美さんの対談をお届けする。 コミック版『狼と香辛料』は、支倉凍砂先生が手掛ける電撃文庫『狼と香辛料』(アスキー・メディアワークス刊)のコミカライズ作品。コミック誌『電撃マ王』に連載されており、これまでにコミックス3巻までがリリースされている。 また、小清水さんが出演する『狼と香辛料II』は、そのアニメ化作品。高橋丈夫さんが監督を、荒川稔久さんが脚本を担当しており、アニメーション制作はブレインズ・ベース/マーヴィージャックとなっている。またアニメイトTVでは、ロレンス役の福山潤さんと小清水さんがパーソナリティを務めるWebラジオ『小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオII』が配信中。興味がある人は、ぜひチェックしてもらいたい。 では以下に、『電撃マ王9月号』に掲載された小梅
対談 寺田農×桜庭一樹 〈前編〉 小説に何を求め何を求めない[掲載]be Extra BOOKS[構成・文]瀧井朝世 無類の本好きという寺田農さんと、毎日必ず1冊は読む読書家としても知られる直木賞作家の桜庭一樹さん。桜庭作品の愛読者と、そんな寺田さんにずっと会いたがっていた桜庭さんの“相思相愛”の対談が実現しました。初顔合わせながら、大好きな本の話だけに、のっけから盛り上がった様子。2人が愛するのは一体どんな作品なのか? 小説に求めるもの、そして、あえて求めないものとは? とても奥深い、まさに刺激的な読書談義をお楽しみください。 寺田 僕が最初に桜庭さんの本を読んだのは、確か『少女には向かない職業』でした。新幹線で移動する間に読む本がほしくて、たまたま手にとったら、これがもう、面白くて。そこから桜庭さんの小説を読むようになったんです。 桜庭 ありがとうございます。 寺田 『赤朽葉家(あかく
〜基調講演〜 海堂さん 読み始めると一つの世界 小説というのは無限の可能性があり、その中でもエンターテインメント小説は花形だと思います。昨今景気の悪い話が続き、出版不況も言われていますが、エンターテインメント界は華やかに派手にといつも考えています。 華やかというのは、いろんな花が百花繚乱(りょうらん)に咲き誇っている状態です。一冊の本というのは一つの世界です。読み始めた時に一つの世界が開ける。閉じた時にその世界が完結する。 新しい世界に接した人は、それを知らなかった時には戻れない。読書というのは生きていくことをとても豊かにしてくれるものです。物書きの片端に身をおいた私としては、出来るだけ楽しんでいただけるような本を書くのがいまやデューティー(義務)になりつつあり、その重さにぜいぜい言いながら、好き勝手書いているわけです。 私が小説を書き始めたのは3年ほど前。それも唐突にトリック・ネタを思い
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