ほしよりこ原作の人気漫画『きょうの猫村さん』の実写ドラマが、4月8日よりスタートする。主演の猫村さんを松重豊が演じ、猫という性別も生物の垣根も超えた配役が話題となった。さらに、主題歌の作曲を坂本龍一が担当し、濱田岳、石田ひかり、染谷将太、安藤サクラなど、豪華キャストが集結。また、1話2分半、全24話と2クール放送されることも注目すべき点でもある。番組プロデューサーのテレビ東京・濱谷晃一氏に、実写化の背景、短尺ドラマの多い昨今のドラマ事情について話を聞いた。 誰が演じても違和感はあった、松重豊だからこそ実写化できた 猫村さんを演じる松重豊(C)テレビ東京 不良中学生の尾仁子役を演じた池田エライザ、尾仁子が率いる暴走族のメンバー・強を演じた染谷将太(C)テレビ東京 ――なぜ、『きょうの猫村さん』を実写化しようと思ったのでしょうか? 濱谷 原作の世界観が大好きで、ドラマにしても健気な猫村さんの姿