月刊Newtype誌で連載していました小説『BEATLESS』が、7月10日発売の8月号で、無事完結しました。 全14話。長谷の小説では、シリーズものを除けば最長の物語になりました。 アニメ誌連載ということで、中高生の読者さんにも楽しんでいただけるSF小説を目指して、書き上げた小説です。 もちろんSFファンの読者さんにも楽しんでいただけるよう、全力を尽くしました。redjuiceさんのイラストに興味を惹かれた皆様にもおすすめです。 もう一つ加えますと、単行本の小説ということで、今、こういう物語が語られる意味があるのではないかと、普段アニメにもSFにも触れない読者さんへ向けて書いた小説でもあります。 つまり、幅広い読者さんに楽しんでいただけるよう、足を踏み外したらえらいことになりそうな狭い橋の上を全力疾走してみました。雑誌連載を追いかけてくださった読者さんには「ああ」と思っていただけるかも知
今日は二件、おおきなお知らせがあります。ハヤカワ文庫JAより『あなたのための物語』が、6月10日に発売になりました。2009年8月にハヤカワSFシリーズ Jコレクションから発売された同名書籍の文庫版になります。作家として非常に思い出深く、引っかかりや思うところを残した、今のところの代表作のひとつと言ってよい小説です。Jコレクションのときの白表紙もよかったのですが、帆足英里子さんデザインの文庫版表紙も合っています。より広い読者さんに楽しんでいただけるように文章にもすこし手を入れました。読みやすくなっているはずですので、よろしければ。内容は、現在出版されている長谷敏司の長編でもっとも重いものですが、それ以上のものを自分なりに込めたつもりです。あと余計な注意かもしれませんが、後書きを最初に読む派のかたは、この小説は後書きがありませんのでご注意を。帯には、作家、仁木英之さんから推薦文いただきました
今日のエントリは、「円環少女の質問受付」の回答をアップロードさせていただきます。このエントリだけ読まれるとなんのこっちゃという感じでしょう。実は、円環少女最終巻の発売日前から、「五年も続いたシリーズなので読者さんから質問を受け付けて長谷が答える企画をやりましょう」という話をしておったのです。3月からGW前くらいまで、すこしずつtwitterやこのblogで受け付けていた質問に、回答してアップロードしようというのがこのエントリ。前置きが長いですか? 大丈夫。回答本編はもっと長いので。長すぎるので、エントリを前編後編の2本に分けることにしました。前編の今日は、シリーズ一般的なことを集めました。後半は、各巻の内容と近いことがらが中心になっています。わかりにくいという声の多かった再演大系関係は、13巻の内容とセットのほうが説明しやすい事柄が多かったので、あらかた後半に回してあります。後半は明日(5
黒きレ・ヴォルゥ ~仮面の怪盗少女~(上) 黒きレ・ヴォルゥ ~仮面の怪盗少女~(下) マンガの原案をやらせていただきました。 富士見書房 ドラゴンコミックスエイジ 『黒きレ・ヴォルゥ ~仮面の怪盗少女~』 3月9日に上下巻同時発売です。 この作品は、 『影のレ・ヴォルゥ ~仮面怪盗リュパン~』 作画:松本規之 原案・設定協力:渋川六歩 というクレジットで、 富士見書房「ドラゴンエイジ」誌の2009年5月号~2010年3月号に 掲載されたものです(全10回:2010年1月号のみ休載)。 “渋川六歩”というのは古橋の別ペンネームで、当初は裏方的なお仕事として引き受けたのですが、その後思いのほか深く関わったのと、「“渋川”より“古橋”のほうが、単行本がちょっと余分に売れるかも」という理由で名義変更。 なにやらスタンスぶれぶれでカッコ悪いこと甚だしいですが、作品のためにできることはしておこう、み
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