1950年、静岡県生まれ。『仮面ライダー』のコミカライズで漫画家デビューし、以後、児童漫画を中心に活動。代表作は漫画『ゲームセンターあらし』およびそのキャラクターたちが登場する学習漫画『こんにちはマイコン』(共に小学館)など。この2作は共に小学館漫画賞を受賞した。「菅谷充」名義で小説も執筆。デビュー作『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)をはじめ、架空戦記、自動車レース、ミステリーなど、ジャンルは多岐にわたる。2013年、都精華大学マンガ学部教授に就任し、キャラクターデザインコースを担当。 世界に通用する「人」こそが作品である 漫画家のすがやみつるさんは、『ゲームセンターあらし』や『こんにちはマイコン』等で、ホビー漫画のジャンルを確立。絶大な人気を得ました。パソコンが普及するずっと以前から、子どもたちに電子技術の楽しみを提供してきた作品は、現在IT業界、ゲーム業界の第一線で活躍する多くの人へ
1963年生まれ、関東在住。 数学を題材にした青春小説『数学ガール』シリーズ(ソフトバンククリエイティブ)の作者。2013年7月から新シリーズ『数学ガールの秘密ノート』を刊行。数学、暗号技術、プログラミングの入門書を数多く出版し、そのいくつかは英語、ハングル、中文繁体字にも翻訳されている。 【公式サイト】 http://www.hyuki.com/ 読者が繰り返し読みたくなる本を書く 結城浩さんはプログラマーであり、技術ライターとしてプログラミングの入門テキストを中心に雑誌連載、翻訳、『数学ガール』シリーズなど、幅広く執筆活動を行っています。Kindleなどでも翻訳書を出版している結城さんに、本とのかかわり、電子出版についてのお考えについても伺いました。 数学ガールの新シリーズ『数学ガールの秘密ノート』制作中 ―― 結城さんといえば『数学ガール』シリーズのヒットが有名ですね。 結
Profile 北海道出身。 東北大学理学部物理第二学科卒業後、物理学ではなく学際的な領域に専攻を変え、東京大学大学院総合文化研究科博士課程を修了し、学術博士号を取得。 北海道大学、京都大学、東京大学で博士研究員として働いたのち、ウェブ・エンジニアを経て、専業作家となる。 SFや前衛文学など様々な意匠の混在する作風。「数理的小説の第一人者」と称され、独特の論理展開やユーモアを含む文体を操る。 著書『道化師の蝶』での芥川龍之介賞受賞をはじめ、数多くの賞を受賞している。 Tweet 1 2 3 全文 メディアの変革期、「前の方で暴れる」書き手に 円城塔さんは、理系の研究者から小説家に転身。数理的な試みに満ち、言葉を並べ、物語を描くという行為そのものの根源にさかのぼるかのような作品の数々で、「純文学」の読み手を大いに驚かせました。円城さんに、作家になった経緯や、創作観などをお聞きするうち、電子書
Profile 1969年、岐阜県生まれ。芝浦工業大学工学部工業経営学科卒業。2002年に『リレキショ』(河出書房新社)で第39回文藝賞を受賞しデビュー。『夏休み』『ぐるぐるまわるすべり台』(文藝春秋)は芥川賞候補にもなり、後者では第26回野間文芸新人賞を受賞した。2005年発表の『100回泣くこと』はロングセラーとなり、映画化もされた。近著に『あなたがここにいて欲しい』『あのとき始まったことのすべて』(角川文庫)、『星に願いを、月に祈りを』(小学舘文庫)など。 Tweet 1 2 3 4 全文 小説など感情を伝えるものは紙、利便性を追求するものは電子、 と使い分けたい 中村航さんは芝浦工業大学工学部工業経営学科卒業後光学機器メーカーへ入社。2002年『リレキショ』で第39回文藝賞を受賞。2003年『夏休み』で第129回芥川賞候補。2004年『ぐるぐるまわるすべり台』で第26回野間文芸新人
1958年香川県生まれ。多摩美術大学油画科卒。1981年に週刊ヤングジャンプに掲載された「ふぉーてぃん」でデビュー。1987年からヤングサンデー(小学館)で連載を開始した「傷だらけの天使たち」がヒット。1989年にみうらじゅんらとともにロックバンド「大島渚」を結成し、「三宅裕司のいかすバンド天国」に出場。1994年からはヤングサンデー(小学館)にて、マゾ的嗜好の男とサド的嗜好の女をフェティシズムを描いた「月光の囁き」の連載を開始。同作は1999年に映画化された。漫画以外では『東京マラソンを走りたい』(小学館)、『シンヂ、僕はどこに行ったらええんや』(双葉社)などのエッセイや、綾辻行人『十角館の殺人』(講談社文庫)などの装画も多数手がける。最新刊は『ROCKOMANGA!』(リットーミュージック)。 「こっちこっち」と流されて、初志貫徹の漫画家に うどん県・香川出身の喜国雅彦氏は、長年連載
1976年7月17日千葉県生まれ。2002年、アフタヌーン夏の四季賞にて「ゆめの底」が佳作入選し、月刊アフタヌーン(講談社)に同作が掲載されデビュー。その後、「しろいくも」で月刊IKKI(小学館)第7回イキマンを受賞。2004年、短編をまとめた単行本「しろいくも」(小学館)刊行、2011年には「土星マンション」(小学館)が文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。現在、イブニング(講談社)にて「なりひらばし電器商店」、Nemuki+(朝日新聞出版)にて「星が原あおまんじゅうの森」を連載中。幻想的で繊細な絵の魅力と、確かなテーマのもとに紡がれる物語の魅力で多くのファンを獲得している。 読者も、自分も気持ち良くなる作品を描き続けたい 岩岡ヒサエさんは、SFやファンタジー、学園ものなど多彩な題材と、温かみのあるストーリーや画風で多くのファンを獲得し、2011年には、『土星マンション』で第15回文
1974年、兵庫県生まれ。京都大学在学中の1996年、『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。型破りな設定やストーリーが話題を呼び、読者のみならずミステリー作家の間でも大論争を巻き起こした。その後も旺盛な執筆活動を続け、70冊に及ぶ著作がある。2009年、カナダ人マンガ家カイ・チェンバレンとの合同公式サイト「bbbcircle」を開始。また、2012年末には、日本人の小説家やビジネス書著者の作品を全世界に発信するサイト「The BBB」をスタートさせた。近年は英語指導の領域にも活動を広げている。TOEICスコア: 985。 【The BBB】 【bbbcircle】 心のストッパーを外せば、世界への可能性が開く 清涼院流水さんは、大胆な構想と緻密に構築されたプロットを持つミステリー作品を数々発表する作家。ビジネス書の分野でもヒットを飛ばしています。また、日本の小説やビジネ
Profile 11月25日生まれ。1992年週刊少年チャンピオン増刊(秋田書店)にて「怪奇同盟」でデビュー。同年原作に緒田太一を迎え、佐竹雅昭の実録マンガ「となりの格闘王」を連載した。1995年には同誌にて料理バトルマンガ「鉄鍋のジャン!」をスタート。主人公がヒールという構造の新鮮さもあり好評を博した。以降週刊少年サンデー(小学館)、ヤングアニマル(白泉社)、週刊少年マガジン(講談社)、月刊ドラゴンエイジ(角川書店)と多誌にわたって活動。2006年、古巣の週刊少年チャンピオンに戻り「鉄鍋のジャン!」の続編「鉄鍋のジャン!R」を連載開始した。 Tweet 1 2 全文 七難隠すエネルギーは、好きな仕事に突き進む才能 アグレッシブな姿勢で強運を引き寄せる 『鉄鍋のジャン』シリーズでおなじみの西条真二さん。漫画を描き始めたのは小学生、高校も大学も描き続け、当然のごとく漫画家の道に進みました。苦
作画はデジタルになっても読者には関係ない。仕上がったお話を楽しんでほしい。 『あんみつ姫』『あおいちゃんパニック!』『あかねこの悪魔』などの代表作で知られ、漫画家としてご活躍の竹本泉さんに、描き手側からみた本・電子書籍についてご意見をお伺いしました。 ―― 早速ですが、ここ最近のお仕事もご紹介いただければと思います。 竹本氏:最近は、連載は月刊誌が3本に、隔月が1本ぐらいです。 ―― お仕事される場所は、ご自宅ですか? 竹本氏:そうですね。今は自宅の中に仕事場があって、そこで仕事をするというかたちです。デビューしてしばらくは実家で仕事をしていましたけれど、アシスタントを使う様になったころから仕事場を借りるようになりました。マンションに住んでいた頃は、自宅用と仕事場用に2部屋借りていましたが、今は一軒家です。 ―― 締め切り前に原稿を仕上げるというポリシーがあるとお聞きしました。
Profile 1971年神奈川県横浜市生まれ。十歳で藤沢市に転居。市立中学から鎌倉市の県立高校へ進学。藤沢市の中古レコード店で2年、古書店で3年アルバイト勤務。古書店での担当は絶版ビデオ、映画パンフレット、絶版文庫、古書マンガなど。 2002年に『ダーク・バイオレッツ』(電撃文庫)でデビュー。『偽りのドラグーン』シリーズなど、電撃文庫で主にホラー、ファンタジーなどのシリーズ物を三十冊近く執筆。『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズは合わせて300万部突破のベストセラーに。 Tweet 1 2 全文 紙の本はなくならない。紙と電子はよい形での共存をしてもらいたい 2002年に『ダーク・バイオレッツ』(電撃文庫)で作家としてデビュー。『偽りのドラグーン』シリーズなど、電撃文庫で主にホラー、ファンタジーなどのシリーズ物を執筆する人気作家でいらっしゃる三上さんに、ご自身の読書歴や電子書籍についての
Profile 1978年生まれ、東京都稲城市出身。高校卒業後、フリーターを6年、ニートを3年経験。フリーター時代は、アマチュアバンドでキーボードを担当。特技は料理と麻雀。「火目の巫女」で第12回電撃小説大賞〈銀賞〉を受賞し、2006年にデビュー。著書に『生徒会探偵キリカ』(講談社ラノベ文庫)、『神様のメモ帳』、『さよならピアノソナタ』、『楽聖少女』(電撃文庫)などがある。 Tweet 1 2 3 全文 電子がメインの世界でも「物語」は消えない。ずっと求め続けられる 小説家であり、電撃文庫の人気作家である杉井光さん。お仕事でも漫画の原作に挑戦されたり、新しい取り組みにどん欲な杉井さんに、紙と電子書籍についてのお考えを伺いました。 ライトノベルの文庫の他に、漫画の原作や連載も手掛ける ――今、みなさんに近況をお伺いしているのですが、連載などのお仕事の内容も含め、お話しいただければと思います。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く