芥川龍之介/著、泉鏡花/著、江戸川乱歩/著、小栗虫太郎/著、折口信夫/著、坂口安吾/著、太宰治/著、谷崎潤一郎/著、夏目漱石/著、夢野久作/著 737円
イン・ザ・ヘブン 新井素子 人間の欲望は際限ないけれど、それでも、誰かのために祈り願うこころは、天国に続いているのではないかしら……星新一氏の推薦での作家デビューから35年、オリジナルな魅力あふれる待望の短編小説集。10短編と、創作の秘密を明かすエッセイも収録する。 ISBN:978-4-10-385803-4 発売日:2013/10/31 【『イン・ザ・ヘブン』刊行記念インタビュー】 新井素子/三十三年ぶりの短編集……です。 ――『イン・ザ・ヘブン』は三冊目の短編集です。 三冊目というか、基本的に私、デビュー直後からどんどんお話が長くなってしまう傾向がありまして。八十枚でって言われたのに百八十枚書いてしまうとか、そんなことが続いてしまって。ま、ただ、私はとても運がよくって、本来ならそんなもの雑誌に載らない筈なのに、最初に倍以上書いちゃった時は、偶然、私に依頼した編集の方が、発
9月1日は関東大震災が起こった日です。その関連の記事を先週5日間ブログに掲載しました。今日は9月2日(月)ですが、NHK朝ドラ「あまちゃん」では、3月11日でした。たまたま今年は9月1日が日曜日だったからでしょう、関東大震災の日にして防災の日、ここに3月11日を持ってきたんですね。 大吉が乗務する北三陸鉄道の列車は、地震によって畑野トンネル内で急停車しました。東京に向かうためにこの列車に乗車していたユイ。前方に見えるトンネル出入口に向かって歩いて行く大吉。そして出入口に立ち尽くします。目の前には津波によって何もかもが破壊された景色がありました。大吉に続いてその景色を見たユイも呆然と立ち尽くしました。 ここで使われていた変わり果てた景色は、実際には島越(しまのこし)駅付近の景色です。 ▲撮影:編集部 平成23年4月30日 大吉とユイが見たことになっている景色とほぼ同じ位置から撮影したのが、こ
いくつかの情報をここにピックアップしてお知らせします。朝井リョウさんのツイッターにも情報を入れていますので、合わせてご覧下さい。 TBSテレビの「ゴロウ・デラックス」(8月1日深夜0時28分~58分)に朝井リョウさんが登場します。 稲垣吾郎さん、小島慶子さんとのやりとりをお楽しみください。 「情熱大陸」(TBS)に7月14日(午後11時~)朝井リョウさん出演。直木賞受賞後第一作の刊行までの密着取材です。 直木賞受賞後第一作『世界地図の下書き』が、7月5日に集英社より発売されます! 「SAPIO」(8月号)にインタビューが掲載されます。 「週刊SPA!」7月9日、16日発売号の『乙武洋匡の八面六臂』に二週連続登場、乙武さんと、仕事意識、小説について(新刊のこと)、などを語り合っています。 (朝井さんのサイン入りスケッチブックのプレゼントもあります) 5月30日(木)午後5:00~5:55、ラ
【最新刊案内】 米澤穂信『リカーシブル』 青春の痛ましさを描いた名作 『ボトルネック』の感動ふたたび! この町はどこかおかしい。父が失踪し、母の故郷に引越してきた姉ハルカと弟サトル。弟は急に予知能力を発揮し始め、姉は「タマナヒメ」なる伝説上の女が、この町に実在することを知る――。血の繋がらない姉と弟が、ほろ苦い家族の過去を乗り越えて田舎町のミステリーに迫る。 2013年1月22日発売 定価1680円 ※お寄せいただいたご意見・ご感想・質問等の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。 ※ご記入いただいた個人情報は、返信・連絡などの目的以外に使用したり、本人の同意なしに個人が特定できる形で公表することはございません。 >>個人情報保護方針 ※ご意見・ご感想・質問等への返信はいたしておりません。ご了承ください。
辻原 登『父、断章』 円城 塔/怖ろしいほど嘘がない 柴崎友香『わたしがいなかった街で』 岡田利規/歴史を与えて、そのかわりに噛み付く 【中村文則『迷宮』刊行記念インタビュー】 中村文則/得体の知れない引力に動かされて 鈴木正文『スズキさんの生活と意見』 村上春樹/スズキさん的な世界のあり方 橋本 紡『ハチミツ』 藤田香織/「普通の呪縛」を解き放つ三姉妹物語 【穂村 弘・山田 航『世界中が夕焼け―穂村弘の短歌の秘密―』刊行記念鼎談】 北村 薫×藤原龍一郎×穂村 弘/「短歌の秘密」を楽しむために 城山三郎『よみがえる力は、どこに』 阿川佐和子/そうか、もうあの男たちはいないのか 松田丈志・久世由美子『自分超え―弱さを強さに変える―』 忠鉢信一/「月面の第一歩」という勝負の本質 玉川大学赤ちゃんラボ『なるほど!赤ちゃん学―ここまでわかった赤ちゃんの不思議―』 岡田浩之/赤ちゃんを知ることは人間
我々の棲む世界と、地図上にない異世界〈十二国〉とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。 二つの世界は、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ、行き来することができる。〈十二国〉では、天意を受けた霊獣である麒麟が王を見出し、「誓約」を交わして玉座に据える。選ばれし王が国を治め、麒麟がそれを輔佐する。しかし、〈道〉を誤れば、その命は失われる。気候、慣習、政治体制などが異なるそれぞれの国を舞台に、懸命に生きる市井の民、政変に翻弄される王、理想に燃える官史などが、丹念に綴られている壮大な物語である。
エキサイティングな歴史小説、胸キュン恋愛小説、そしてスポーツノンフィクション。何の共通点もないバラバラのセレクトに見えるかもしれない。 だが、ある層の人々は、このラインナップを一目見ただけで大きな共通点にすぐ気付くだろう。 そう、人気グループ「嵐」のメンバーの主演で映像化された三作なのである! うふふ。 私は四十五年来のジャニーズファンで、本の情報サイト「Book Bang」でジャニーズ出演作品の原作本を紹介する「ジャニ読みブックガイド」というコラムを連載している。その中から嵐に絞って選んだのがこの三作だ。 和田竜『忍びの国』は、2017年に大野智主演で映画化。織田氏と伊賀国衆の戦いである天正伊賀の乱を題材にしたもので、無門という忍びを大野くんが演じている。私が初めて本書を読んだのは映画化の話が出る前だが、にもかかわらず「これ実写化するなら無門は絶対大野くんでしょ!」と思った。それほどぴっ
《イベント情報》 「尾崎豊特別展」OZAKI20 FINAL 開催決定!! みなとみらい線 みなとみらい駅特設会場 http://www.ozaki.org/ 2013年4月24日(水)~5月5日(日) 開館時間:午前11時~午後8時(5/5のみ午後6時閉館) ※ご注意:入館は閉館の30分間前まで 「尾崎豊特別展」 OZAKI20 福島 (終了) 2013年3月16日(土)~3月31日(日) 福島 エスパル福島 「尾崎豊特別展」OZAKI20 大阪 (終了) 2012年12月7日(金)~12月30日(日) 心斎橋 BIGSTEP地下1階特設会場 「尾崎豊特別展」OZAKI20 名古屋開催 (終了) 2012年10月10日(水)~25日(木) 松坂屋名古屋店マツザカヤホール 「尾崎豊特別展」OZAKI20 東京・表参道開催 (終了) 2012年9月7日(金)~19日(水) ラフォーレミュージ
『できることをしよう。―ぼくらが震災後に考えたこと―』糸井重里・ほぼ日刊イトイ新聞/著 災いをバネに、必死で智恵を絞った人たちがいた――。震災直後から自己判断で支援物資を運び始めた「クロネコヤマト」の社員たち。津波で全て流された中からいち早く事業を再開した、気仙沼や陸前高田の経営者。困難な状況下で甲子園に挑んだ、福島の高校球児……。「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載され、熱い共感の渦を巻き起こした震災関連の話題作に、糸井重里語り下ろしロングインタビューを加えた決定版。 1400円(税別) 四六変大型 400ページ ソフトカバー ISBN978-4-10-363802-5 C0095 2011年12月16日発売 震災が奪っていったものは多いのですが、 そのあとに生まれ育っているものも、少なくはありません。 そんな可能性を押し広げている人たちとともに、 ぼくらは「あの日からの未来」を歩いていきたい。
隅の風景 恩田陸 プラハで飲む黄金のビール、高所恐怖症の韓国登山、スモッグの向こうに霞む北京の太陽。出会えるかもしれない物語のかけらを求め、徹夜明けの目をこすりつつ、今日も作家は旅に出る。著者撮影の写真を多数収録、身体の隅に今も残る旅のイメージをくっきりと映し出す紀行集。おすすめの旅の本を一挙紹介したブックガイド付き。 ISBN:978-4-10-397110-8 発売日:2011/05/25 【インタビュー】恩田 陸/旅にまつわる8つの質問┃恩田 陸『隅の風景』 Q.海外から国内まで、様々なところにいらしていますが、旅行先はどうやって決めるのですか。 A.いろいろですね。本に出てきた場所で子供の頃から行きたいと思っていたところだったり、たまたま雑誌やTVで見かけて「ここ行きたい」と思ったり、例えば「奇妙な旅」というように最初にテーマがあって、そこに合う場所というので選んだり。
米澤穂信/著 これぞ、究極のどんでん返し! あらゆる予想は、最後の最後で覆される。「ラスト一行の衝撃」に徹底的に拘った連作集。古今東西、短編集は数あれど、掲載作すべてがラスト一行で落ちるミステリは本書だけ! 極限の芸と技を、とくとご堪能あれ。
累計60万部を超える、大人気シリーズ「僕僕先生」。 不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人・僕僕と、まだ生きる意味を知らない弱気な道楽青年・王弁の壮大な冒険譚は、ついに8作目へ突入! 佳境へと入った物語の世界を、著者の仁木英之さんとイラストレーターの三木謙次さんが、なんと初めて語り合います。 実在の中国古典から得たアイディアや、次々に登場する魅力的でカラフルな登場人物たちのキャラクターデザイン、そして『僕僕先生 零』で明らかになりつつある、先生の知られざる過去の全貌とは……。 一気読み間違いなしのベストセラーシリーズはどうやって生まれ育っていったのか。貴重な創作秘話、お見逃しなく!! ※トークショー終了後には仁木英之さん、三木謙次さんのサイン会も予定しております。 新潮文庫『鋼の魂』/新潮文庫nex『僕僕先生 零』同時刊行記念トークショー 仁木英之×三木謙次「累計60万部!大ヒットシリーズ『僕
2006年の「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作『僕僕先生』に第二弾が登場です。年齢性別不詳(でも姿は少女)の仙人とちょっと頼りなげな青年が唐代の中国を旅するというユニークなシリーズ作。そこに込められた仁木さんの思いを伺いました。 「僕僕先生」のシリーズ作品を書こうとする時、もちろん各シーンの絵柄を思い浮かべて書き出すわけですが、それとは別に、いつも意識のどこかがぼんやりと視ている風景があるんです。 遠い地平を行く人影。一人ではなく何人かが寄り添ってゆっくりと歩みを進めている。たとえばシルクロードを進む旅人たちを遥かな空から眺めるような、霞がかって眠たげで、始まりも終わりもはっきりしなくて、時間から切り離されてしまっている原初の風景。そうですね、子供の頃にテレビで見ていた「西遊記」(*編集部註 一九七八年から八〇年にかけてNTV系で放送されたドラマ「西遊記」「西遊記II」)のイメージが、
[桐野夏生『東京島』刊行記念インタビュー] 人間が生きるために必要とする物語を 無人島に漂着した31人の男と1人の女が島内で曝け出す人間の根源。 ご自身が「これから生まれる物語の母親みたい」だと評する ノンストップ長編『東京島』について桐野夏生さんにお話を伺いました。 ――潰れた腎臓のような形をした謎の無人島。そこに漂着した夫婦、若いフリーターたち、中国人グループ、あわせて三十一人の男と一人の女の物語。人間とは、社会とは、生きるとは、と『東京島』を読んでいろいろなことを考えさせられました。どういうきっかけで構想された小説なのでしょうか? 桐野 人間が外部との関係が遮断された場に集団で閉じ込められた場合、一体何が起こるんだろうか。元々そういう問題に興味を持っていたんです。原稿の依頼をいただいたとき、無人島のなかに、男がたくさんいて女が一人だけいる状況が浮かびました。でも、その女が男たちに追い
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く