初代ファミコンとクラシックミニのチップ解剖で見えた“半導体の1/3世紀”:この10年で起こったこと、次の10年で起こること(11)(1/3 ページ) 家庭用テレビゲーム機「任天堂ファミリーコンピュータ」の発売からおおよそ“1/3世紀”を経た2016年11月にその復刻版といえる「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が発売された。今回は、この2つの“ファミコン”をチップまで分解して、1/3世紀という時を経て、半導体はどう変わったのかを見ていく。
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「なくす」をなくす、日本ゆえに生まれたIoTタグ:IoTデバイスの開発秘話(5)(1/3 ページ) 落し物を追跡するIoTタグ「MAMORIO」を知っているだろうか。MAMORIOとは、Bluetooth Low Energy対応のビーコンを活用するタグであり、紛失したくない物に取り付ける。スマートフォンとペアリングすることで、置き忘れ防止のアラートがスマホに通知されたり、紛失時には、どこに置き忘れたかを地図で表示できたりする。最大の特長は、日本発だからできる、ユーザー同士で協力して紛失物を探す機能といえるだろう。 「なくすを、なくす」IoTデバイス 財布やスマートフォンをどこかに置き忘れたことはあるだろうか。私はある。 2015年10月7~10日に幕張メッセで開催されたエレクトロニクス/ITに関する総合展示会「CEATEC JAPAN 2015」(2016年からは、CPS/IoT展)の初
フランスの新興企業Pixium Visionが、視力を回復するための網膜移植システム「IRIS」の開発に成功した。今後数カ月以内にCEマークを取得できると見込んでいる。 網膜の外に埋め込む 2011年に創業したフランスのPixium Visionは、人工視力の研究開発を手掛ける企業だ。約50個の電極が接続された移植型(インプラント)の視力回復システム「IRIS I」の臨床試験を数回にわたって成功させ、2016年2月にはIRIS Iの改良版として、150個の電極が接続された世界初の網膜移植システム「IRIS II」の開発に成功した。 IRISは、外科手術によって網膜の外側に張り付けるようにして埋め込まれる。フレキシブルな配線板の先端に接続された小型電極と赤外線(IR)センサーセル、小型のASICで構成されている。ASICは、光センサーで受信したIR信号を電極に多重送信したりマッピングしたりと
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