ドワンゴが、KADOKAWAのエンターテインメントノベルレーベル「電撃文庫」25周年記念作品として、同社と共同開発するPCブラウザ向けのラブコメRPG「エンゲージプリンセス」。いよいよリリースを迎えた本作について、総監督・開発責任者の栗田穣崇氏、およびディレクターの保井俊之氏から、制作の経緯やその狙い、そしてゲーム内容に関する説明が行われた。 栗田氏によると本作は制作に3年の年月をかけているそうだが、そもそもなぜPCブラウザゲームを手がけようと思ったのか、そこには今やレッドオーシャンとなりつつあるスマートフォンゲーム市場の存在があったという。市場の飽和やTVCMなどの訴求力の低下、また各ストアの規約により、オリジナルIPでの自由な表現が難しくなっていることに触れる。 そうした背景から栗田氏が考えたのが、自社のプラットフォームである「niconico」を用いたPCブラウザゲームの展開だ。昨今