ZOTACから「NVIDIA ION グラフィックプロセッサ」(以下:ION)を採用した初のMini-ITX対応マザーボード「IONITX-B-E」が登場した。 「ION」はノートPC向けのGPU内蔵チップセット「GeForce 9400M」をベースにしたチップセットとIntel Atomに代表されるような省電力CPUと組み合わせたプラットフォーム。DirectX 10対応、コアクロック450MHz/シェーダクロック1100MHzの内蔵GPUに加え、DDR2-800/DDR3-1333対応のメモリーコントローラー、20レーンのPCI Express 2.0(x16×1+x1×4)、ギガビットイーサネット、Serial ATA(RAID対応)、HD映像のデコードアクセラレーション機能「PureVideo HD」などをサポートする。 同社によるとノートブックやネットブックのほか、スモールフォー
IONマザーが4月末ごろ入荷予定、ZOTAC製 シングルコア/デュアルコアの2モデル、ファンレス仕様? NVIDIAのIONプラットフォームを採用したZOTAC製Mini-ITXマザーボードが近日発売される見込みだ。デュアルコアのAtom N330を搭載した「IONITX-A-U」と、シングルコアのAtom N230を搭載した「IONITX-B-E」の2モデルで、パソコンショップ アークは4月下旬〜5月頃に入荷する予定としている。同店の予価はIONITX-A-Uが約3万円、IONITX-B-Eが約2万円。 IONはIntelのAtomシリーズCPUとNVIDIAのGeForce 9400M Gチップセットを組み合わせたPC用プラットフォーム。GeForce 9400M GはGPUを内蔵したチップセットで、PureVideo HDやCUDAもサポート。Intel製チップセットに比べて高い
こうして表にするとわかりやすいが、IONプラットフォームとIntelプラットフォームの性能面に大きな影響を与える違いは、大きく分けて2つある。1つはメインメモリの帯域幅で、もう1つは内蔵GPUの世代の違いだ。 メインメモリの帯域幅だが、IONプラットフォームがメインメモリにDDR3を採用しているのに対して、IntelプラットフォームはDDR2となっていることが大きな違いを生んでいる。前者がシングルチャネルで8.5GB/secの帯域幅を実現するのに対して、後者はで5.3GB/secとなっており、この点が性能に与えるインパクトは小さくないと考えることができる。 メモリ帯域幅が向上するメリットは2つある。1つはCPUがマルチスレッドで命令を実行しようとする場合、CPUからメモリへ大量のアクセスが発生するため、帯域幅が広いほど、CPUの持つ本来の性能を発揮しやすくなる。今回使用する2つのマザーボー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く