埼京線といえば、埼玉から東京の主要駅にアクセスできる利便性から、非常に混雑する電車として有名だ。国土交通省の資料によると、板橋→池袋間(平成23年度)で最も混雑する時間帯1時間の平均混雑率は198%となっている。混雑率200%で「体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度ならなんとか読める」レベルだ。 遅延の理由は混雑だけでなく、強風といった気象現象や、車内での急病人、迷惑行為の発生、他線の影響など原因はさまざま。 筆者も10年ほど前に通学のため埼京線を利用していたが、乗ることができず次の電車を待つことになったり、身動きが取れずにつま先立ちになったりした経験は数えきれないほどあった。もちろん、遅延も頻ぱんに発生していた。 埼京線ユーザーからは怒りの声 これに対して、埼京線ユーザーからは「ふざけんな!」「許さない」と、毎日のように怒りの声があがっている。