アメリカのブリンケン国務長官とオースティン国防長官が、ガザ地区の人道状況に懸念があるとして、イスラエルに対し改善を求める書簡を送っていたことが分かりました。30日以内に改善がみられない場合、軍事支援を停止する可能性も示唆しています。 アメリカ国務省のミラー報道官は15日、記者会見でブリンケン国務長官とオースティン国防長官が、イスラエルのガラント国防相などに対し、ガザ地区の人道状況に懸念があるとして改善を求める書簡を2日前に送ったことを明らかにしました。 ミラー報道官は「この数か月、人道支援のレベルが維持されておらず、ピーク時に比べて50%減少している。そのため、両長官は、イスラエルに対し、改善するよう明確に求めることが適切だと考えた」と述べています。 アメリカのメディアによりますと、両長官は書簡の中で1日に少なくとも350台のトラックの通行を許可するとともに、追加の検問所の開放などを求めて