展覧会『テレビの見る夢 - 大テレビドラマ博覧会』が、5月13日から東京・早稲田大学演劇博物館で開催される。 テレビドラマの創成期から現在までの数々のドラマを、多彩な表現に着目して紹介する同展。映像をはじめ、スチル写真、台本、衣装、制作ノートなどの資料を通して、新旧のドラマを振り返る。 会期中はドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の脚本家・野木亜紀子と、『木更津キャッツアイ』『ごめんね青春!』といった宮藤官九郎脚本ドラマでプロデューサーを務めている磯山晶の対談や、『カルテット』で話題を集めた脚本家・坂元裕二と、映画監督の是枝裕和によるトークショー、主演を務めたNHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』を中心に尾野真千子がドラマについて語るイベントなどを開催。 野木と磯山の対談は定員に達したため予約が締め切られている。そのほかのイベントの参加方法についてはオフィシャルサイトでチェックしよう。なお
映画『ぼくらの亡命』が6月24日から東京・渋谷のユーロスペースで公開される。 昨年の『第17回東京フィルメックス』コンペティション部門で上映された同作は、『ふゆの獣』などの内田伸輝監督が撮り続けてきた「他者への依存」というテーマを掘り下げた内容。構想に3年、撮影に1年、仕上げにさらに1年を費やし、スタッフ3人とオーディションで選出された主演2人を中心に制作された。 物語は、気に入らない人々への恨みを半紙に記してテントに貼り付ける日々を送るホームレスの昇と、重久という男に美人局の片棒を担がされている樹冬を中心に展開。自分を捨てた重久が樹冬を刺した場面を目撃した昇が、樹冬に「重久は死んだ」と嘘をつき、一緒に日本から脱出しようと持ちかける、というあらすじだ。 昇役を須森隆文、樹冬役を櫻井亜衣が演じる。今回の発表とあわせて同作の予告編も公開された。 内田伸輝監督のコメント 『14歳の少女と20歳の
小泉明郎の展覧会『帝国は今日も歌う』が、5月3日から東京・原宿のVACANTで開催される。 小泉明郎は国内外で映像を学び、日本社会の国家主義をテーマにした作品を多く制作しているアーティスト。天皇にまつわるシリーズ『空気』に含まれる作品が、2016年に東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催された展覧会『MOTアニュアル2016 キセイノセイキ』への出展が叶わず、無人島プロダクションで改めて展示されたことでも話題になった。 『帝国は今日も歌う』では、オランダでの個展で発表された新作インスタレーション『夢の儀礼─帝国は今日も歌う─』を日本初公開。同作は東京で撮影された映像インスタレーションとなり、幼少期に見た奇妙な夢を出発点に、日常に潜む文化の暴力を描いた内容になるという。 会期中にはトークイベントも開催。5月4日には小泉と政治学者の原武史、文芸批評家の藤田直哉、5日には小泉と会田誠が登壇する。
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