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ブックマーク / diamond.jp (11)

  • 「下流の子は下流」は本当か? 格差世襲社会の現状を徹底分析|今週の週刊ダイヤモンド ここが読みどころ|ダイヤモンド・オンライン

    週刊ダイヤモンド編集部 【08/08/30号】 2008年08月25日 「下流の子は下流」は当か? 格差世襲社会の現状を徹底分析 「下流の子は下流?」 かなり刺激的なサブタイトルですが、現実にいまの日は、そう言わざるをえない状況となっています。 特集では、子どもの教育にはカネに糸目をつけない富裕層の話の一方、父親がホームレスになったために施設で暮らし、高校卒業後に施設を出たら自分もホームレスになってしまった青年の話など、対照的な事例が数多く出てきます。 親の経済状態、生活状態によって受けられる教育が違い、それが最終学歴の差となり、職業、収入の差になっていく──。貧乏をバネに格差を乗り越えるどころか、まさに格差が「世襲」される社会になりつつあることがわかるはずです。自由主義社会の絶対条件である「機会の平等」は、いま風前の灯火です。 学歴や資格、地位を得るには、試験など各種の選抜シ

  • 景気後退は来年度中まで続く公算 財政による景気対策は「愚の骨頂」|Close Up|ダイヤモンド・オンライン

    週刊ダイヤモンド編集部 【第47回】 2008年08月25日 景気後退は来年度中まで続く公算 財政による景気対策は「愚の骨頂」 政府、日銀行が相次いで景気後退を認めた。資源価格高騰が企業・家計の所得を奪い、いざなぎ景気を超える戦後最長の景気拡大は終わった。米国経済回復が遅れれば来年度いっぱい後退局面が続く公算もある。政府は総合経済対策を策定中だが、赤字を拡大させるだけの安易な財政出動は将来に禍根を残す。 中小企業が悲鳴を上げ始めたのは、昨年の秋口からだった。彼らを追い込んでいたのは原材料高だ。製品価格への転嫁ができず、苦境に陥る会社が目立ち始めた。こうした中小企業の業況悪化は振り返れば景気の転換点を意味していた。 2002年1月から始まった今回の景気拡大の期間は、「いざなぎ景気」の57ヵ月を抜いて戦後最長を記録していたが、その景気拡大もついに終焉を迎えた(上のグラフ)。 8月7日に

  • ウェブでのオリンピック観戦からわかる日米メディアの比較|野口悠紀雄が探る デジタル「超」けもの道|ダイヤモンド・オンライン

    「オリンピックはインターネットで見たい」──2001年に刊行した『正確に間違う人、漠然と正しい人』(ダイヤモンド社)の中で、そう述べた(13「五輪、テレビ、そしてインターネット」)。 これにはいくつかの理由がある。最大の理由は、私の見たい種目が、普通の人とかなりずれていることだ。私は陸上競技のトラック種目(だけ)を見たいのだが、これはテレビでは必ずしも十分には見られない(中距離や長距離は、必ずしも全部を放映してくれない)。また、放送していても、時間によって見られないことがある。今回の北京オリンピックは、競技場と日の時差があまりないので助かるが、そうであっても、ちょうど放映時間に用事があって見られないことが多い。録画すればよいだろうと言われるかもしれないが、目的の競技の放映時間が正確にいつになるかを予測できない。それに、いちいち録画の設定をするのは面倒だ。このようなわがままな要求に応えて

  • 「ケータイ不振は官製不況」と不満募らす端末メーカーの甘え|経済ジャーナリスト 町田徹の“眼”|ダイヤモンド・オンライン

    ドル箱商品の携帯電話が販売不振に陥った責任は総務省にある。これは官製不況なのだ…。 こんな不満の声が、相変わらず、携帯電話機メーカーの間にくすぶっている。携帯電話機の販売不振について、昨年秋から格化し始めた販売慣行の見直しに原因があるといい、そのきっかけを作った総務省に責任を転嫁しているのだ。 だが、この不満が正鵠を得ているとは言いにくい。むしろ、当の原因は、国内の携帯電話市場の成熟にあり、携帯電話会社が「販売奨励金制度」を見直して乏しくなった利益を囲い込んだというのが実態だ。 メーカーは速やかに電話会社依存体質を改めないと、浮上のきっかけを掴めないのではないだろうか。 割賦販売の導入により メーカー側の不振は深刻 電子情報技術産業協会(JEITA)が今週初め(18日)に発表したところによると、携帯電話機の上半期(2008年1-6月)の国内出荷台数は、前年同期比5.2%減の2

  • 阿部和重 現実を組み直し虚構を描く|アマデウスたち|ダイヤモンド・オンライン

  • 『名ばかりMBO』のツケ? 退任要求された「すかいらーく」創業社長|弁護士・永沢徹 M&A時代の読解力|ダイヤモンド・オンライン

    永沢徹(弁護士) 【第41回】 2008年08月08日 『名ばかりMBO』のツケ? 退任要求された「すかいらーく」創業社長 ――“創業者一族の都合”による、安易なMBOに警鐘 外チェーン大手「すかいらーく」の横川竟(きわむ)社長が、大株主である投資ファンド2社から業績不振を理由に退任要求を突き付けられている。これに対し横川社長は退任を拒否。徹底抗戦の構えを見せたことで、両者は完全に対立。さらには同社の労働組合まで社長退任を支持する事態にまで発展した。ついには、8月12日に開催される臨時株主総会で、社長解任が実行される見通しとなっている。 なぜこのような事態に陥ってしまったのか――。まずは、横川社長と大株主の投資ファンドの関係について説明しよう。 横川竟氏は、創業者である「横川4兄弟」の1人。1962年、同社の前身である「ことぶき品」というスーパーからスタート、1970年にすかいら

  • コンテンツは無料という時代の流れにどう抗うか?|岸博幸のクリエイティブ国富論|ダイヤモンド・オンライン

    前回説明したように、クリエイティブ産業は日で最大の成長産業となり、様々な面で日の将来に貢献できる可能性を秘めています。 しかし、同時に、製造業や一般のサービス産業とは異なる点が多く、産業の育成や強化という観点からは難しい産業であることも事実です(例えば、クリエイティブ産業の一部である芸術や伝統工芸などは、日ではそもそも産業の体をなしていません)。 そして、特に難しいのは、知的財産がコアコンピタンスを規定する産業であるため、デジタル化やインターネットの普及の影響を大きく受けるということです。そこで、今回から数回にわたり、デジタル化とインターネットがクリエイティブ産業に及ぼす影響を整理してみたいと思います。 デジタル化とインターネットがクリエイティブ産業にどのような影響を及ぼすかについては、様々な議論があります。良く言われるのは、「かつては通信や放送のインフラを持つ者が最も強かった

  • いっそのこと、「泣いて」みる|悪魔の対話術 〜ビジネスで「したたか」に成功する〜|ダイヤモンド・オンライン

    選挙も最終日直前になると、ウグイス嬢や候補者は、「泣き落とし」という戦術を使う。声をからして、今にも泣きそうになりがならの訴えをするのだ。「私を、男にしてください!」とか、「最後の、最後の、最後のお願いに参りました!」という泣き落としの常套句は、みなさんにもお馴染みであろう。 政治というのは、政策を実行する場所なのであるから、来の意味からすれば、理知的に、自分がやりたい政策を演説しなければならないはずだ。それを有権者に判断してもらうことが選挙なのだから。 選挙戦の前半では、たしかにそういう理知的な方法をとる人もいる。しかし、次第に終盤戦にさしかかると、必ずといっていいほど、候補者たちは、「泣き落とし」の戦術を使う。自分がやりたい政策をアピールするより、泣いていたほうが票を獲得できるという見込みがあるからである。 泣いて、相手の 「同情」を引いてみる こういう情感に訴える方法は、決

  • ご用心!「グーグル」の検索結果があなたの目を曇らせている?|野口悠紀雄が探る デジタル「超」けもの道|ダイヤモンド・オンライン

    グーグルなどの検索エンジンの検索結果は、(ウエイト付けされた)リンク数の順に並んでいる。この順位は、多くの人が重要と考える順と、多分、一致している。少なくとも、それほど大きな差はないはずだ。 グーグルが登場したときの驚きは、いまでも鮮明に覚えている。それまでの検索エンジンでは自分の求めるものがどこに表示されているのかわからない場合が多かったが、グーグルではきちんと上位に出てくる。実際、企業や大学の名で検索すれば、その企業や大学のホームページが最上位に来るから、順位は重要度の順であると納得できる。 そのように信じて検索を続けている間に、これが常に自分が調べたい目的の重要度順に並んでいるような錯覚に陥ってしまう。そして、その正しさを疑うことを、忘れる。グーグルの検索が登場してすでに何年もたつので、ほとんどの利用者は、その順位について疑問を投げかけることを忘れ、結果の順位を疑問なく受け入れて

  • 人手不足の介護現場に救世主か? インドネシア人受け入れの「期待と不安」|News&Analysis|ダイヤモンド・オンライン

    【第26回】 2008年08月01日 人手不足の介護現場に救世主か? インドネシア人受け入れの「期待と不安」 「お年寄りのお世話をしていただくため、受け入れを決めました。でも初めての外国人だし、正直言って私たちもかなり不安なんですよ」 こう切り出すのは、ある福祉施設に勤務する女性職員。同施設では協議の末、インドネシア人介護福祉士候補者の研修を受け入れることになった。 インドネシアから、日で働く看護師・介護福祉士の候補者の第1陣が8月7日に来日する。これは昨夏、日とインドネシア両政府が看護・介護分野の労働者受け入れを含む経済連携協定(EPA)に署名したことに基づいている。これまでも民間団体などがフィリピン人などを受け入れた例はあるものの、この分野で日政府が格的に外国人を受け入れるのは、初めてのことだ。 受け入れは、今年と来年の2年間。看護師400人、介護福祉士600人の予定だ

  • 負けるのが怖い――若手男性に増殖する「女性がうらやましい症候群」|働く男女の「取扱説明書」|ダイヤモンド・オンライン

    ――女はホントに「得」なのか? 「正直、女に生まれてりゃよかったな、と思うんですよね」 夜更けの居酒屋。中田堅二課長と飲んでいた部下の若手新司クンは、唐突にこんなことを言い出した。 「たとえばうちの氷河秀子さんって、チームでは紅一点だし、上からもお客さんからも、何かと注目されてるじゃないですか。ミスしたときだって、オレに比べると課長の追及が甘いような…。一番うらやましいのは、結婚して専業主婦になれるってことですよね。ちくしょー。オレも高収入の男のになって、左うちわで暮らしたいスよぉ」 「バカ野郎!氷河クンは女性だからって甘えてなんかいないぞ。男以上に仕事に励んでいる。甘えているのはおまえのほうだ」。 そう言いかけて中田氏は言葉を飲み込んだ。契約社員の若手クンが、それなりに頑張っているにもかかわらず、薄給なのを思い出したからだ。 ちやほやされる新人女性、 放置される男性 女性は

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