「超簡単お金の運用術」の全面改訂で、一般投資家向けにシンプルで低コストな長期分散投資を紹介する本。全面改訂にあたってNISAの活用術なども追加されている。 山崎元氏は2008年の著書「超簡単 お金の運用術」の中で、日本株4割、外国株6割というポートフォリオを推奨していた。2010年にはインデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチ氏との共著「ほったらかし投資術」で、新興国株式も含めた新しいデータを活用。国内株5割、先進国株4割、新興国株1割という推奨ポートフォリオを導き出した。 その後、2011年には、国内株50%、先進国株25%、新興国株25%という比率を推奨(山崎元氏の新推奨アセットアロケーションは新興国株25%参照)。2013年の本書では、基本推奨アロケーションを国内株50%、先進国株50%としているものの、新興国株を最大25%もあり、というスタンス(2015年2月8日追記:現在は国内株40