「新幹線の車内で拳銃を持った人がいる」実は大阪府警の私服警官でした。 22日午前9時20分ごろ、広島発・東京行きの東海道新幹線の乗務員から「『拳銃を持った人がいる』と申告があった」とJR東海を通じて110番通報がありました。 新幹線が名古屋駅で停車した際に愛知県警の警察官が車内を調べたところ、拳銃を所持していたのは、大阪府警の私服警官だったことが判明しました。 愛知県警によりますと、拳銃を所持していたのは大阪府警・警衛警護課の30代の男性警部補ら3人で、警護の研修のためスーツ姿で東京に移動する途中だったということです。 拳銃が必要な研修だったため、当時3人はスーツの背広の下に拳銃を装着していて大阪府警は「正しい携行だった」と説明しています。 この騒ぎで列車はおよそ35分遅れて名古屋駅を出発したほか、後続の上り7本にも遅れが出てあわせておよそ9100人に影響が出ました。※画像は視聴者提供