18、19日の両日にわたって米キャンプデービッドで開催予定の主要国(G8)首脳会議(サミット)直後の20日、21日にかけてシカゴで開催予定の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に先駆け、世界教会協議会(WCC)総幹事のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト博士は冷戦終結以降20年以上も欧州で広まってきた核兵器の軍縮に向けた具体的な行動を取るように促す声明文を発表した。 トゥヴェイト博士は、声明文で「各国の市民社会においてNATOが重要な行動を後回しにする可能性が高いことが懸念されています。平和を求める諸教会として、私たちは民主主義社会における武装した各国の同盟が米国の核兵器を欧州5カ国非核保有国で共有し、冷戦終結後20年以上が経っているにもかかわらず、およそ200発の米国製核兵器を欧州の基地内に留めたままにしている状態を非難します」と述べた。 WCCは、NATO首脳会議に向けて3年の準備期間にわた
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