東京レトロゲームショウ2015:第31回 「覇邪の封印」の生誕30周年が近いことに気付いたので,勝手に祝う ライター:Gueed 今週のテーマ:理不尽さを愛でていくスタイルで遊ぶ 数あるゲームの中には「ここが面白い」と一言で言えないのに,なぜかずっと心にひっかかってしまうタイトルがある。今週の「東京レトロゲームショウ2015」では,(筆者の中では)そんな稀有なタイトルの一つである,工画堂スタジオが1986年にPC-8801版で発売したRPG,「覇邪の封印」を取り上げよう。 本作は,プレイヤーが勇者となって世界の危機を救おうという,設定としてはとくに凝ったところはなく,システムも見ようによってはオーソドックスなスタイルに見えなくもない古き良きRPGだ。舞台は剣と魔法が支配する異世界であり,当時は“異次元ソフト”などと呼ばれていた。 前述のとおり,本作は工画堂スタジオがまず,1986年にPC-
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