『知ってるつもりのIllustrator（リンク編4）』
つづきのつづきのつづきです。 ※CC使用期限切れにより検証できません（メイン環境でないのでうっかりしていました）。間違いありましたら遠慮なくツッコミをお願いします。 ●画像の埋め込み解除 CCから搭載された「画像の埋め込み解除」は「埋め込みを解除してリンクにする」という機能ですが、これは埋め込み済みのファイルを抽出して別ファイルとして保存し、そこにリンクをかける機能です。元々リンクしていたファイルにリンクをかけ直してくれているわけではありません。 ただ、Illustratorでは、ある意味埋め込みファイルを抽出してリンクをかけた方が絶対的に安全なので、仕様としては正しいのかもしれません。名称から勘違いする人がいるかもしれないので一応注意喚起を。 抽出した画像ファイルは、埋め込みの項で言及した解像度変更のため、書き出したデータは同じ画素数でも、サイズやカラーモードなどが変わってしまっているこ
『意外と知らないグループ化（おまけ）』
お・も・い・つ・き、思いつき。 パネルでグループへ後から突っ込めるとなると、土星を描くのが楽になるのでは？ 普通はそう考えますよね。ええ。で、やってみました。 半円を描き、グループ化します。 3D効果で360°回転体。 横に四角を描きます。気持ち的に角丸にしました。 そんで、グループへ突っ込む。 やった—土星だ－。 応用でこんなのもできちゃう。 グループに突っ込むだけなので、凹凸は簡単に追加/削除できます。 思う存分、試行錯誤できますよ。
『Illustratorでどう作る？ つづき』
ほんと、つまらない課題でスミマセン。 実はIllustratorでこの図形を作るのって、特性の問題で結構面倒なんです。 まず、拡大縮小時に線幅を変えないのでパスのアウトラインは取れません。 さらに色分けが必要なので、別々のオブジェクトにしなければなりません。 パスを生かした状態で塗りを変えるとすれば、パスファインダーで分割して色塗るって思いませんか？ でも、それではダメなんです。 Illustratorの角は鋭角になると飛び出すので、分割すると変になります。 ↑とんがる 線幅が細ければラウンド結合で誤魔化すところだけど、これだけ太いと見た目が変わっていまいます。 ↑小っちゃかったり細ければごまかせるけどね AI8に準じるとパスと塗りを分けて重ねるという方法しかないでしょう。 ↑仕方が無いから しかし、CS3CS2以降の方は「ライブペイント」を使えば全てクリアできます。 図形を描いてライプペ
『Illustratorでリンク配置の危険性3.5』
前のエントリーに、CLさんからはてなブックマークの方にコメントをいただきました。 以下引用 「必ずしも同一階層でリンクかけなおす、というわけではない。Illustratorの画像参照って、おそらくカレントディレクトリ的な概念があるから、注意した方がいいと思う。」 ああ、そういえば以前そんな現象に出会ったことがあるかも。 と言うことで「大好きなイチロー君を見失ったら、同じクラスのイチロー君に走っちゃうけど、実はもっと危険なことが…」について検証してみました。 「Macintosh HD」内に「名称未設定フォルダ」を作り、中に「ひまわり.eps」を入れ、Illustratorファイルからリンクを掛けます。 こうなっとります。 次に別マシンの「Macintosh HD」に「名称未設定フォルダ」をつくり、全く違うファイルを「ひまわり.eps」として置いておきます。 先ほどのIllustratorフ
『Illustratorでリンク配置の危険性3』
●リンクが切れたとき これは画像を含むとかは関係なく、昔からある問題です。 中でも危険度の高いのがリンク先を見失ったとき。 偶然にも同じ名前のファイルが同じ階層にいたらアウトです。 リンク関係は途切れない限り続きますが、一度途切れてしまうと、同一階層でかけなおす習性があります。 名前が同じなら勝手にリンクかけちゃいます。 スズキイチローくんは日本に何人もいるんだぞって言っても、同じクラスのイチローくんしか見えてない。シンプルです。 これは使いようによっては便利かもしれませんが、それよりも問題なのは警告がないこと。違うリンクがかかったときに「変更されているよ」などの警告があれば間違いに気付きますが、Illustratorにはなし。 ひまわりがひまわりだけど、これはまずい。著作権にもひっかかる。 ひまわり.eps（花）をリンクしていたが、 リンクが外れたときに同一階層にひまわり.eps（しんち
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