人類のために最大の貢献をした人たちに贈られる、ことしのノーベル賞の発表が、日本時間の5日から始まります。去年の物理学賞の受賞で、日本は今世紀の国籍別の受賞者数が、自然科学系の3つの賞で見ると、イギリスを抜いて、アメリカに次ぐ第2位となり、ことしも日本人の受賞への期待が高まっています。 ことしの受賞者の発表は、5日の医学・生理学賞に始まり、6日が物理学賞、7日が化学賞、9日が平和賞と続き、12日に経済学賞が発表されます。文学賞の日程はまだ明らかにされていませんが、例年、木曜日となることから、8日になるとみられます。 去年は、青く光るLEDの開発に成功して、LEDのフルカラー化を実現し、消費電力の削減に貢献した、赤崎勇さんと、天野浩さん、そしてアメリカ国籍を取得した中村修二さんの、3人の日本人研究者が物理学賞を受賞しました。 これまでにノーベル賞を受賞した日本人は、アメリカ国籍を取得した人を含