日本鉄鋼連盟の宗岡正二会長(新日本製鉄社長)は22日の定例会見で、日本の温室効果ガスの排出量を20年までに90年比25%削減するという民主党の中期目標について、「政府が決めた削減(90年比8%、05年比15%)ですら厳しいと産業界は申し上げてきた。誠に理解に苦しむ」と批判した。鉄連は90年比4%増が最適だと主張していた。 また、政治献金については「マニフェストを評価し、評価に足る政党であれば献金をする」と述べた。鉄連は05〜07年、自民党の政治資金団体である国民政治協会に計2億4千万円の寄付をしたが、民主党の国民改革協議会には寄付をしなかった。