親分肌の女性にほぼ100パーセント嫌われる。 さかのぼれば5歳のときからだ。 近所のボス・みかちゃん(7)に「犬」と呼ばれ すべての命令を聞いて楽しく暮らしていたのだが あるとき母親に「それでいいのか」と問われ 「よくないのか、そういやよくないな」と自覚したときからだ。 みかちゃんの命令は相変わらず聞いていたのだが 「よくない」が顔に出てしまったらしい。 ほどなく、ゆるやかにグループから外された。 でも、ぼうっとしてたら、いつのまにか戻された。 小学校も、中学校も、高校もほぼ同じパターンが続いている。 女ボスのグループに最初は所属するものの、「ちょっとやだかも」と思ってしまい 思ったが最後、モロに顔に出るのでボスに目をつけられる。 勝ち目はないので、敗残兵として群れを離れようとすると、 なぜかボスは、今度は情熱をもって引き戻そうとするのだ。 なお高校時代のいじめっこボスから今も10回以上f