カムロちゃんは、千葉県佐倉市の元マスコットキャラクター。市の佐倉・城下町400年記念事業の終了に伴い、令和2年度で市の公式キャラクターを卒業した。コンセプトは「『ゆるキャラ以上、萌えキャラ未満』!?」[2]。 2010年(平成22年)が1610年(慶長15年)に土井利勝が佐倉藩主となって400年目にあたる事にちなみ、佐倉城築城に要したとされる7年間(2010年度-2017年度)にわたり、佐倉市の歴史・文化・魅力を全国に発信する事を目的とした佐倉・城下町400年記念事業が執り行われている[3]。 カムロちゃんはその昔佐倉城に棲んでいた妖かしであった。江戸時代の書物『古今佐倉真佐子』には、毎晩城内の書院の杉戸に描かれた絵から抜け出して遊ぶ8-9歳くらいの「かむろ」(おかっぱ頭の子ども)の記述がある。城が取り壊されて以来城跡に眠っていたが、400年の時を超え、同事業のイメージキャラクターとして、