仏北東部メッス(Metz)近郊で開催されていた「ロレーヌ国際熱気球大会(Lorraine Mondial Air Ballons festival)」で、同時に408機の気球が空を飛行し、391機が一度に待機するという、2つの世界記録が生まれた。 4日まで約1週間にわたって開催された大会には、35万人の気球愛好家が集まり、操縦士1207人とクルー2000人余りが参加。計983機の気球が飛行した。ただ、主催者は今大会について、悪天候続きで集団飛行できた気球の数が25年の大会史の中で最少だったことを嘆くとともに、気球を故意に農地に着地させるなど参加者のマナーが低下していることに遺憾の意を表明している。 写真はシャンブレー・ブシェール(Chambley-Bussieres)で、一度に飛行する気球の数での世界記録を狙って上空へと浮上する色とりどりの気球(2013年7月31日撮影)。(c)AFP/