定置網にリュウグウノツカイ 幸運の兆し!?珍客に沸く [長崎県] 2015年03月09日(最終更新 2015年03月09日 00時08分) 長崎市蚊焼町沿岸の定置網にかかった珍しい深海魚リュウグウノツカイ写真を見る 長崎市蚊焼町沿岸に野母崎三和漁協の平山孝文さん(41)が仕掛けていた定置網に8日、珍しい深海魚「リュウグウノツカイ」が生きた状態でかかり、長崎ペンギン水族館(同市)に研究のため運ばれた。 水族館によると、全長約3・3メートル。全身は銀色で、鮮やかな紅色の背びれや腹びれも切れずにほぼ完全な状態という。魚類担当者は「生態が未解明のため、できる限り飼育して研究に役立てたい」と話した。 漁港に集まった住民たちは「竜宮の使いだから、何かいいことがあるのでは」と“珍客”に笑顔だった。=2015/03/09付 西日本新聞朝刊=