五島列島最北端の島(有人では?)、宇久島【うくしま】。 さらに島の最北端に位置するのがここ対馬瀬鼻で白亜の灯台のある宇久島の代表的な景勝地である。 周辺は天然芝に覆われた草原となっており、夏の時期は草原の緑と碧い海のコントラストに白い灯台が浮かび上がる。(写真は11月撮影のため草原が緑色ではないが) また、灯台から海に向かっては侵食された磯が荒々しい風景を造りだしている。 西海国立公園 (昭和30年3月指定) 小さい一本の道が鼻(岬)の先端にある灯台へと続いており、灯台の袂まで車で行くことができる。 周辺の磯は釣りの好適地であり、休日ともなれば太公望【たいこうぼう:釣好きの人をいう】が多く見受けられる。 さて、五島・宇久の「対馬瀬鼻」、その名称で「はて?」と思われる御仁もおられるかもしれない。 というのも九州には五島列島ではない対馬という島があるからだ。(九州以外の方のために)名の由来はそ