【AFP=時事】韓国・仁川(Incheon)で開催中の第17回アジア競技大会(17th Asian Games、Asiad)の組織委員会は22日、選手用の弁当からサルモネラ菌が検出されたため、用意した76個を全て廃棄処分し大規模な食中毒を未然に防いだことをAFPの取材に明らかにした。 関係者赤面、アジア大会で聖火消える珍事 サルモネラ菌は、21日に仕出し業者が準備した弁当の肉から検出されたもので、射撃、フェンシング、重量挙げ、セパタクローを含む競技の出場選手らがこの弁当を希望していた。選手たちには代わりのパンと牛乳の軽食が用意されたが、配られたのは数時間後で、結局昼食を食べなかった選手もいたという。 組織委の広報担当者によると、問題を起こした仕出し業者は契約解除となり、別業者との契約が結ばれたという。【翻訳編集】 AFPBB News