きわめて政治色の強い問題については、専門性の高さは、かえって信憑性を落とす(ように見える)、という側面がある。例えば、金融工学の専門家にデリバティブ取引の問題性について尋ねたとして、バランスの良い回答が返ってくるかは疑わしい。
正統と認められないと言われるモノに対して真正(?)科学の人々は、オープン性、検証可能性、査読システムといったものを挙げて自らの正統性を主張するようだ。然るにその観点から、原子力工学を中心とする関連の諸科学技術の正統性、或は健全性はどうなのだろうか。
ども。涼しく過ごすコツは、首筋、脇、鼠蹊部を冷やすこと。豆知識大好き、シートンです。 さて、今年の夏もどうやら山場は越したようです。自分の住む地域では、昨年よりはキツくなかったのですが、皆様はいかがお過ごしでしょう? 相変わらず、自称現実主義者、が「原発が止まると電気が足りない!」「企業が出ていく!」と騒いでいますね。新首相も、脱原子力を明言しないし、困ったモンです。 だいたい、今年の夏の節電騒ぎは、「脱原子力」とは関係がありません。もともと、震災で止まった原子炉(これは、事故機は論外、そうでないものも点検無しには使えない)と、安全審査の想定不足によって再稼働出来ない原子炉、が問題なのですから、「脱原子力」を進めるか否かに関係無く動かすことには問題があるのです。今後、停止中の原子炉を再稼働させるかどうか、では、従来「想定外」で済ませてきた事を「安全審査」でキチンと盛り込めるかどうか、が問わ
--「正しく怖がる」とはいうが、なぜ「正しく怒る」とはいわれないのか。本当に怒るべき相手はいったい誰だと思っているのか。「正しく怒る」ことすらできない人たちが、不安に駆られた親たちを「正しく怖がる」などと説教しているのは滑稽ではないか。……ふざけるな、といいたい。 約11時間前 Tabtterから Retweeted by 2 people
震災後の今こそ、長期的視野で国の政策の基本を見なおす機会だと思う。 何かの量の成長率が正の一定の値をとることが続くということは、何かの量が時間とともに指数関数的に大きくなっていくことになる。人間社会は物理的に有限の地球環境の中にあるので(宇宙に出ていくことは簡単でないので)、人間社会に関する物理量が長期にわたって成長しつづけることは不可能だ。 (これをマンガ的に表現したものとしてThe Impossible Hamster http://www.impossiblehamster.org/ がある。わたしから見ると、デフォルメされているのがちょっと残念だ。ものの大きさが感覚的にわかる画像を、きっちり1秒で2倍になるようにして30秒(つまり10億倍になるまで)続けたアニメーションを作ったらもっと印象的だと思う。この1秒は人間社会の数年に相当するわけだが。) もちろん、経済に関する量は必ずしも
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く