◆09年度7000万円の赤字 営利を目的とする企業経営は、営業収入と支出のバランスによって成り立っている。 路面電車、愛称・市電こと豊橋鉄道市内線は、多少の振れ幅こそあるものの、毎年度数千(3000)万円規模の赤字(営業損失)を出しながら経営を続けてきた。公益性などを評価し、拡大(延伸など)の掛け声はあっても、一民間企業の運営という側面はぬぐい去れない。 LRV「ほっトラム」の導入で、豊橋鉄道は2億5000万円の新規投資を行った。市民はじめ行政、企業などの支援に支えられたものだが、08年度から決算上、減価償却費の計上を始めた。通常の数千万円規模の赤字に加え、減価償却費を営業支出として上乗せするため、額はかさむ。09年度決算では近年にない7000万円もの赤字を出した。 水野忠之社長は沈痛な面持ちだ。 「正直に申し上げますが、こうした事態が長引けば、何か手を打たなければなりません。株
豊橋鉄道は17日、12月に導入する全面低床車両・LRV(ライトレール・ヴィークル)の愛称を「ほっトラム」とすると発表した。 愛称「ほっトラム」は、東三河一円を指す「穂の国」や「ほっ」と和むから優しい車両をイメージし、路面電車のトラムを組み合わせた。 応募総数836通の中から、豊橋市草間町の澤田雄介さん(29)と同市前田町の川久保克彦さん(41)の作品を採用した。 ほか優秀賞は宮本順平(豊橋市小鷹野町)▽清水行雄(同市中岩田)▽佐藤直樹(山形県鶴岡市)の3人のみなさん。
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