24日午後7時10分ごろ、福島県下郷町の会津鉄道会津線弥五郎-塔のへつり間で、東武日光発会津若松行き普通列車(1両)が脱線した。乗客乗員計5人にけがはなかった。同社は25~28日、会津高原尾瀬口-会津若松間を全線運休とし、軌道の点検を実施する。 東北運輸局は25日、事故防止に向けた警告書を同社安全統括管理者に交付した。全線の軌道点検、再発防止や安全対策を講じた上で文書での報告を求めた。 運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が25日午後、現場で原因を調べた。会津鉄道などによると、前方の車輪が脱線。現場は踏切を通過した後の右急カーブで、列車の停車場所から約80メートル手前で軌道が約40ミリ広がっていた。会津線では同様の急カーブが計7カ所あるという。 会津鉄道は11月27日にも下郷町の塔のへつり-湯野上温泉間で、崩壊したのり面の土砂に列車が乗り上げて脱線した。同30日に運転再開したが、今回は復旧の
25日から阿武隈急行増発 丸森-槻木間で来月5日まで上下6本 第三セクター鉄道の阿武隈急行(福島県伊達市)は、帰省や初詣などの利用が増える25日~来年1月5日の12日間、丸森(宮城県丸森町)-槻木(同県柴田町)間で昼間の時間帯を含む上下計6本の臨時列車を運転する。 臨時列車は上りが槻木発午前10時25分、午後0時33分、午後2時6分。下りは丸森発午前9時44分、11時42分、午後1時14分。 同区間は台風19号で被災し6日に再開。本数を被災前の半分以下に減らし、朝夕のみ上下計21本を運行している。再開後に車両整備を行っているJR東日本の仙台車両センター(仙台市宮城野区)が年末年始は休みとなり、整備のために確保していた時間も列車を走らせることにした。 期間中、同区間の2両編成の列車はトイレが使用できない。JR東北線で仙台駅まで乗り入れる直通列車(4両編成)はトイレ2カ所のうち1カ所が使える。
第三セクターの三陸鉄道(岩手県宮古市)は9日、台風19号豪雨で甚大な被害を受けたリアス線について、不通区間のうち田老-田野畑間(22.9キロ)で28日に運行を再開すると発表した。運行再開は津軽石-宮古間(9.2キロ)に次いで2区間目となる。 陸中山田-津軽石間(17.3キロ)は、豊間根駅(岩手県山田町)のホームと路盤の復旧に時間がかかっており、運行再開は来年1月16日の見通しとなった。 三鉄は3月22日に東京五輪・パラリンピックの聖火を乗せて運行を予定している。記者会見で中村一郎社長は「期限は死守して全線運行再開を目指していきたい」と述べた。 また、不通区間で運行している代行バスの経費は11月末時点で3509万円、全国から寄せられた義援金の総額は2782万円となったことを明らかにした。 全長163キロのリアス線は計77カ所で土砂流入や路盤流失などの被害があり、現在の運行区間は58.5キロに
台風19号で被災した第三セクター鉄道の阿武隈急行(伊達市)は6日、不通が続いていた丸森(宮城県丸森町)-槻木(同柴田町)17.4キロの運行を再開した。朝夕のみの運行で本数は通常の半分以下だが、約2カ月ぶりに復活した「生活の足」は、通勤・通学客で活気を見せた。 阿武急は再開に向けて、2日にJR東北線を経由して福島県側から宮城県側に車両8両を移動した。運転本数は朝夕計上下21本(うち4本は角田-槻木)と、台風前(46本)の約45%。東北線で仙台駅まで乗り入れる直通列車は朝夕上下各1本が走る。車両整備にはJR東日本の仙台車両センター(仙台市宮城野区)を活用する。 阿武急の千葉宇京社長は「肩の荷が少し下りた気持ちだが、まだ十分ではない。ダイヤの充実に向けて、お客さまに支えていただきながら、さまざまなハードルを乗り越えていきたい」と話した。 台風19号で、宮城、福島両県にまたがる全長54.9キロのう
仙台市地下鉄東西線は6日、2015年12月の開業から丸4年を迎えた。4年目の利用者は1日平均6万2800人(速報値)。前年同期と比べ2000人増えたが、伸び率は3.3%と前年同期を6.4ポイント下回り、大きく鈍化した。通勤・通学客の多い平日は1日平均7万1800人(前年同期比3200人増)で、4年目も開業時の需要予測8万人には届かなかった。 開業4年間の1日平均利用者数の月別推移はグラフの通り。4年目は秋に台風や大雨で外出を控える傾向が続き、9、10月は前年同月を下回った。一方、学校行事などで利用が増えた6、7月は過去最多の6万8600人に達した。 駅別の利用者数は仙台駅が最も多く1日平均1万9700人。青葉通一番町駅6300人、八木山動物公園駅4800人、薬師堂駅4700人などと続いた。 伸び率は卸町駅の8.3%(前年同期20.0%)が最大で、六丁の目駅7.1%(同21.7%)、連坊駅6
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