車でスマートフォン(多機能携帯電話)を使うシステムをKDDI研究所(埼玉県ふじみ野市)が開発した。車に取りつけたタッチパネル式モニター画面に、無線LANを通じてスマートフォンの画面情報を送る仕組み。モニター画面に触れて操作すれば、スマートフォンに入れた音楽を聴いたり、インターネットに接続したりできるという。 「ワイヤレスなので、電話を胸ポケットに入れたままでも操作できる」(KDDI研)のが売り。さらに、カーナビゲーションがついていない車でも、スマートフォンにナビゲーション機能のソフトを入れておけば、カーナビとして使えるという。 電動歯ブラシなどで使われている充電技術を使い、スマートフォンをワイヤレスで充電できるようにもする。車のダッシュボードに取りつけた充電台に電話を置くと充電できるようになる。 25日から韓国・釜山で開かれる道路交通システムの国際会議でお披露目する。操作性などをより