2011/12年の年末年始(12月23日―12年1月3日)は国内、海外旅行ともに旅行に出かける人が増えそうだ。JTB、楽天トラベルなどが実施した旅行動向調査でわかった。国内では、東北新幹線の延伸や平泉の世界遺産登録で東北方面が好調なほか、九州も新幹線全通効果で引き続き人気を集めている。 JTBの動向調査では、年末年始に1泊以上の旅行をする総人数は3008万4千人。自社の予約状況や1200人のアンケート結果などから推計したもので、これは前年比で1.5%、40万人あまり上回る。このうち国内旅行は前年比1.4%増の2948万8千人、海外旅行は同4.7%増の59万6千人。 国内旅行については、家族旅行が7割以上を占め、旅行目的も「実家で過ごすため」が4割を超えた。いずれも昨年より増えており、JTBでは「親族や友人とのつながりを深めるため」と分析している。クリスマス3連休(12月23-25日)に旅行