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ブックマーク / note.com/campintheair (4)

  • 恋愛の苦手なところ|伊藤聡

    恋愛は構造に欠陥がある私はずっと恋愛が苦手で、まったく克服できないまま歳を取ってしまった。昔からうっすらと感じていた恋愛への違和は、日に至るまで拭えないままである。こう、いろいろとしっくりこない。個人的な意見だが、恋愛という風習には仕組み的に上手く成り立っていない部分があるし、構造に欠陥があるのではないか。何というか、松屋の券売機くらいシステムが間違っているとしか思えないのだ。かくいう私はもう、これから恋愛をする必要はないし、年齢的にもムリなので、恋愛を卒業(単位未修得なので正しくは中退)した気楽な立場から、この問題について考えてみたいと思う。 私が恋愛でいちばんよくないと思うのは、「相手からより多くを奪い、自分の取り分にすることが成果として評価される」という、独特の野蛮なルールである。これはイヤですね〜(たけしメモ)。この乱暴さが嫌いで、私は恋愛になじめなかったと言ってもよい。具体的に

    恋愛の苦手なところ|伊藤聡
    Cetus
    Cetus 2024/06/15
  • 世間のスニーカーブームがいきなり終わってしまったのですが|伊藤聡

    スニーカーに熱狂した日々の終わり2023年、驚くべきことにスニーカーブームが終わってしまった。当に終わったのだ。これはなにも「私自身がスニーカーに飽きてしまった」「マイブーム終了」という意味ではない。世間的に、そして何人かの識者の意見によればおそらく全世界的に、あれほど熱狂的だったスニーカーブームがいきなり終焉してしまったのである*1。店頭には買い手のない製品が積まれ、メーカーはセールを連発し、ショップは次々に閉店し、新製品を買うための行列はなくなった。スニーカーショップ「atmos」を立ち上げた明秀文氏(現在は退社)と、ディレクターの小島奉文氏は、スニーカーブームは2014年あたりから格的になり、それ以降はずっと右肩上がりだったと語っている*2。約8年から9年のあいだ、人びとはスニーカーの争奪戦に明け暮れ、寝ても覚めてもスニーカーに夢中であった。レア製品の転売額は、二次流通市場で元

    世間のスニーカーブームがいきなり終わってしまったのですが|伊藤聡
    Cetus
    Cetus 2023/08/18
  • 「マンガとは卵かけごはんである」理論|伊藤聡

    マンガが読めない、という私の悩みについて、マンガ好きの知人と話した内容を再現しました。発言中の「◆」は知人、「伊」は私です。 ◆「伊藤さんはマンガ読めないって言ってましたよね」 伊「読めないです」 ◆「でも『スラムダンク』は、映画見てハマって、そこから原作も全巻読んだって言ってたじゃないですか」 伊「そうですね。読みました。メッチャよかった」 ◆「マンガ読めないのに、スラダンどうやって読んだんですか」 伊「あー、いい質問ですね。一応は最後までページをめくってあらすじを追いましたし、内容は理解できました。何なら感動もしたんですけど、その、完全には読めていないといいますか」 ◆「その『完全に読めてない』っていうのがわからないんですよね。イメージとして想像しにくいんです。スラダンは、伊藤さんからどんな風に見えてるんですか」 伊「たしかに伝わりにくいかも……。ストーリーや作者のメッセージは正しく把

    「マンガとは卵かけごはんである」理論|伊藤聡
    Cetus
    Cetus 2023/05/08
  • 原作を1ページも読んでいない『スラムダンク』弱者の目から見た『THE FIRST SLAM DUNK』はどのような映画だったか|伊藤聡

    記事の中で映画ゲーム漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。 ◆ふむ、この背の小さい子が主人公か ◆沖縄出身か~。沖縄の子が将来プロ選手になった話かな ◆身長のハンデを努力とセンスでおぎなう主人公、なるほど ◆優しいお兄ちゃんだ ◆オープニング、手書きの登場人物カッコいいぞ! ◆音楽もヤンチャで元気いい。いけいけ! ◆たぶんこの絵が動き出す感じが、原作ファンの心をくすぐるのだな ◆学校の名前がドンと出た。ここでファンは「ウォー!」だろうな ◆ていうか、『スラムダンク』って高校バスケの話だったのか。プロ選手のマンガかと思ってた ◆きっとこのオープニングで原作ファンは心をつかまれるに違いない! ◆「はい、ご存じあの高校との戦いですよ!」的な煽りVオープニングだけど、原作知らないからあんまりついていけてない部分はある。強敵であることは理解 ◆試合

    原作を1ページも読んでいない『スラムダンク』弱者の目から見た『THE FIRST SLAM DUNK』はどのような映画だったか|伊藤聡
    Cetus
    Cetus 2022/12/25
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